

“シークワーサー”果汁を担保に融資枠を設定
商工中金が株式会社沖縄バヤリースに対し県内初のABL実施 |
商工中金(那覇支店)は、9月25日、株式会社沖縄バヤリース(本社:沖縄県南城市、代表者:上間 長恒氏)に対し、沖縄特産の柑橘類“シークワーサー”をはじめとする果汁を担保とする「アセット・ベースト・レンディング(ABL)」契約を締結し、1億円の融資枠を設定しました。
株式会社沖縄バヤリースは、県内において半世紀以上に亘り、オレンジ飲料を製造販売していますが、最近では、シークワーサー、アセロラ、マンゴーといった沖縄の地域素材を原材料とし、健康や長寿に視点を置いた独自の商品開発に定評のある清涼飲料メーカーです。
今回、県内では初となる事業のライフサイクルに着目したABLのスキームを導入することで、従来は担保として利用されることのなかった原材料在庫、そして売掛金など(商流)を一括で資金調達に活用できることになりました。これにより、将来の事業拡大を見据えた中で、機動的な資金調達を行うことができます。
また、同社は9月19日に、アカバナー(ハイビスカス)から抽出した『ハイビスカス花茶』が、「農商工等連携事業計画 」の第一号認定を受けており、今回の資金調達を契機に、沖縄の素材にこだわった商品開発に一層力を入れていく予定です。
商工中金は、今後もこうした取組みにより、多様化するお取引先の資金調達ニーズに応え、地域経済の発展に貢献していきます。
◆株式会社沖縄バヤリース様向けABL契約の概要
| 形式 |
: |
コミットメントライン |
| 借入人 |
: |
株式会社沖縄バヤリース |
| 金額 |
: |
1億円 |
| 期間 |
: |
1年 |
| 資金使途 |
: |
運転資金 |
| 契約日 |
: |
平成20年9月25日 |
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◆株式会社沖縄バヤリースの概要
| 所在地 |
沖縄県南城市大里字古堅1208 |
設立 |
昭和47年4月 |
| 代表者 |
上間 長恒 |
資本金 |
9,973万円 |
| 業種 |
清涼飲料製造業 |
従業員数 |
48名(平成20年3月現在) |
1.ABL(アセット・ベースト・レンディング)とは
在庫が販売されて売掛金となり、売掛金が回収される過程の「事業のライフサイクル」に着目し、在庫・売掛金を一体として担保取得し、極度枠を設定するスキームを言います。
商工中金のABLモデルでは、原則としてこの「事業のライフサイクル」のみを貸付の主要な引当てとするものであり、お借入される企業の不動産、機械設備もしくは、有価証券を担保としたり、または代表者の個人の信用力に過度に依存したりすることを想定していません。その意味で商工中金のABLモデルは、動産・不動産や債権を個別に担保と捉えてきた従来型の融資実務とは根本的に発想を異にする取組みであり、中小企業の資金調達の多様化に大きく寄与するものです。
2.ABLスキーム図
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