

商工中金が、都内の金属製品加工業者に対し、総額6億7,000万円のシンジケートローンを組成
金融検査マニュアルに沿ったわが国初のDDS(デット・デット・スワップ)のリファイナンス |
商工中金(大森支店)は、9月25日、都内の金属製品加工業者に対して、事業再生のエグジット資金に係る総額6億7,000万円のシンジケートローンを組成しました。
同社は、本シンジケートローンで調達した資金を、金融検査マニュアルに沿ったわが国初のDDS(デット・デット・スワップ)※のリファイナンスと新工場の建設資金に使用します。
同社は、平成16年2月25日に東京都中小企業再生支援協議会と連携して「事業再構築計画」を策定し、その後、役員・社員が一丸となり本業に特化して早期再生に取り組んだ結果、本業の黒字定着により「事業再構築計画」を着実に遂行し、平成20年6月期決算には、資産超過に転換、過去の過剰債務も大幅に削減し、財務の再構築を達成しました。
商工中金は、同社に対し、わが国で初めて金融検査マニュアルに沿ったDDSを実施し、支援を行ってきましたが、同社との合意に基づきDDSを一般借入金に転換し、同時に銀行団による今後の資金供給の安定化を構築する枠組みとしてシンジケートローンの組成に取り組みました。
また、銀行団は、同社の経営改善への取組みと事業好転を評価し、今般の融資を決定しました。
同社は、受注の拡大を背景に、今後、新工場を立ち上げ、増産体制を再整備します。
本シンジケートローンは、商工中金がアレンジャーを務め、常陽銀行と東日本銀行が参加しています。
商工中金は、こうしたシンジケートローンへの取組み等を通じて、中小企業の金融の円滑化を図り、地域経済の発展に貢献していきます。
また、商工中金は、同社の再生を後押しして、同社の信用力を高め、再生促進に貢献したことは意義深いと考えています。
<本シンジケートローンの概要>
| 組成金額 |
6億7,000万円 |
| アレンジャー兼エージェント |
商工中金 |
| 参加金融機関 |
| 商工中金 |
3億8,000万円 |
| 常陽銀行 |
2億6,000万円 |
| 東日本銀行 |
3,000万円 |
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| 契約締結日 |
平成20年9月25日 |
<同社の概要>
| 所在地 |
東京都大田区 |
資本金 |
3,000万円 |
| 業種 |
金属製品加工業 |
従業員数 |
77名 |
※DDS(デット・デット・スワップ)
| 既存の債務の一部を劣後借入金(企業が法的整理等に陥った場合、一般の借入金債務よりも返済順位が劣後する無担保借入金)に変更すること。 |
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