NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成17年6月27日
商  工  中  金





「防災対策支援貸付制度」の創設について


 商工中金は、自然災害による防災対策に取組む事業者を積極的に支援するため、防災対策投資を行う中小企業に対する独自の貸付制度(「防災対策支援貸付」)を創設しました。
 これまでも商工中金では自然災害発生時に、「特別相談窓口」を開設し、被害を受けた中小企業者からの借入申込等に対して、災害復旧資金の円滑な供給をはじめ、政策金融機関として懇切・丁寧かつ個別の実情に応じた対応を行ってきました。
 一方、企業におかれては、昨年の度重なる自然災害を踏まえて、自然災害に対する事前の策として防災対策投資の必要性が認識され始めています。
 商工中金は、企業の防災対策投資を前向きに評価し金融面からの支援を行うことは、企業の防災対策を促し、また、中小企業の「安定した経営基盤の整備」を通じ、「地域経済の安定化」にも繋がるものと考え、本制度を創設することとしたものです。
 商工中金は、今後、自然災害の防災対策に取組む事業者を積極的に支援していきます。
 

  
防災対策支援貸付の概要
   
項目 10年固定貸出 変動貸出
(当初10年固定型)
貸付対象先 防災対策に取組む事業者
資金使途 防災対策に必要な設備資金 (表1)
貸付形式 証書貸付
貸付期間 10年以内(据置2年以内) 15年以内(据置2年以内)
貸付利率 所定利率(10年以内固定)
(6月27日現在 1.45%以上)
当初10年:
 所定利率(10年固定)
 (6月27日現在 1.95%以上)
11年目以降、見直し:
 所定利率(5年固定)
 (見直し時の長期プライムレート以上)



表1:「防災対策に必要な設備資金」
 
(1) 自然災害による被害を防止するために行う事業所の建替え及び補強のための設備投資
(2) 機械、機具、商品等の転倒、転落等の防止を図るための設備投資
(3) 消防水利施設の設置及び改修(耐震性の向上)のための設備投資
(4) 消防用設備設置のための設備投資
(5) 応急給水資機材等(浄水器、給水槽、深井戸等)設置のための設備投資
(6) 無線通信施設設置のための設備投資
(7) 災害対策用発電機設置のための設備投資
(8) 避難路及び避難地整備のための設備投資
(9) 耐震性向上、流出防止、火災防止のいずれかを目的とする危険物・高圧ガス及び劇毒物関係施設の補強のための設備投資
(10) 窓ガラス等の飛散防止対策のための設備投資
(11) 地震発生時に落下・転倒して周辺住民や周辺道路等に被害を与えるおそれがある建築物(事業所の塀、広告看板等)について、地方公共団体が推奨する工法で行う建替え又は補強等のための設備投資
(12) 自然災害による防災対策を目的とする上記に準ずる設備投資
 
 

 
表2: 当金庫の災害関連の取組み
   
「自然災害発生前」
(今回新設)
「自然災害発生後」
(従来と同様の対応)
「防災対策支援」融資制度
(自然災害による被害を防止するために行う設備投資に対する独自の貸付制度を創設)
「特別相談窓口」の開設
預金・債券を保有する顧客に対する預金等の払い戻しの便宜的措置
既往貸付金の返済猶予の弾力的運用
「災害復旧融資」の適用