NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成17年9月15日
商  工  中  金





「防災対策支援貸付制度」の実施状況について
〜8先、6億円の融資を実施〜


 商工中金は、平成17年6月27日に防災対策に取組む事業者を支援するため、防災対策投資を行う中小企業に対する独自の貸付制度(「防災対策支援貸付」)を創設しました。
 貸付制度創設から2ヶ月余りが経過した8月末現在の実績は、融資先数8先、融資金額6億円となりました。
 融資先企業の防災対策投資の内容は、水害に備えた防水壁設置や地震に備えた耐震工事等となっています。
 こうした投資を行った企業の中には、先般の「平成17年台風14号による大雨災害」に際しても、本制度の活用による事前の防水対策投資の実施が効を奏し、被害が最小限にとどまったとの利用者からの感謝の声も寄せられています(下記に事例を紹介しております)。
 商工中金は、企業において、災害に対する事前の策として防災対策投資の必要性が認識され始めていることを踏まえ、こうした投資を金融面から支援することを通じて、企業の防災対策を促すなど防災対策に取組む事業者を積極的に支援して参ります。


【防災対策投資の具体的内容】
(1)防水対策投資:
  生産工場の周囲に強固な壁を設置し、水害を防止。
(2)耐震構造投資:
  耐震強度が高い保管設備を建設し、地震による危険物等の流出・損壊等を防止。
(3)火災非常警報装置投資:
  火災非常警報装置を設置し、火災被害の拡大を防止。


【「防災対策支援貸付」により防水壁を建設し、浸水被害を防いだお取引先を紹介します】
   昨年、大災害をもたらした台風16号による川の氾濫により浸水し、大きな損害を被ったA社では、この経験を踏まえ、事務所・工場を防水壁で取り囲む工事を計画。
 当金庫は投資額の一部50百万円を「防災対策支援貸付制度」によりご融資し、防水壁は7月に完成されました。
 今回の台風14号でも、川が氾濫し、工場にも水が押し寄せましたが、建設された防水壁が水の浸入を食い止め、被害を防ぐことができ、防災対策支援貸付制度は、A社より高い評価を受けています。



(参考)防災対策支援貸付の概要

項目 10年固定貸出 変動貸出
(当初10年固定型)
貸付対象先 防災対策に取組む事業者
資金使途
「防災対策に必要な設備資金」
(1) 自然災害による被害を防止するために行う事業所の建替え及び補強のための設備投資
(2) 機械、機具、商品等の転倒、転落等の防止を図るための設備投資
(3) 消防水利施設の設置及び改修(耐震性の向上)のための設備投資
(4) 消防用設備設置のための設備投資
(5) 応急給水資機材等(浄水器、給水槽、深井戸等)設置のための設備投資
(6) 無線通信施設設置のための設備投資
(7) 災害対策用発電機設置のための設備投資
(8) 避難路及び避難地整備のための設備投資
(9) 耐震性向上、流出防止、火災防止のいずれかを目的とする危険物・高圧ガス及び劇毒物関係施設の補強のための設備投資
(10) 窓ガラス等の飛散防止対策のための設備投資
(11) 地震発生時に落下・転倒して周辺住民や周辺道路等に被害を与えるおそれがある建築物(事業所の塀、広告看板等)について、地方公共団体が推奨する工法で行う建替え又は補強等のための設備投資
(12) その他自然災害に対する防災対策を目的とする上記に準ずる設備投資
貸付形式 証書貸付
貸付期間 10年以内(据置2年以内) 15年以内(据置2年以内)
貸付利率 ○所定利率(10年固定)
(9月15日現在 1.55%以上)
○当初10年:
 所定利率(10年固定)
 (9月15日現在 2.05%以上)
○11年目以降、見直し:
 所定利率(5年固定)
(見直し時の長期プライムレート以上)