NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成17年12月5日
商 工 中 金





偽造・盗難キャッシュカード被害に対する補償について


 商工中金は、平成18年2月10日の「偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律(預金者保護法)」の施行に先立ち、各種キャッシュカード規定を改定し、平成17年12月12日から、個人のお客さまの盗難キャッシュカード等による被害に対する補償を実施することとしました。
 また、紛失後の不正払戻し被害や法人のお客さまの被害などは預金者保護法の規定外となりますが、200万円まで当金庫独自の補償を実施することとしました。


1. キャッシュカード規定の改定概要など(預金者保護法に基づく補償)
(1) 改定する主な規定
債券総合口座キャッシュカード規定
普通預金キャッシュカード規定
当座預金キャッシュカード規定
(2) 規定改定の概要
別紙1のとおりです。
(3) お客さまの「重大な過失」または「過失」となりうる場合について
各種規定に定める補償対象外となりうる「重大な過失」や、補償減額の対象となりうる「過失」は別紙2のとおりとなります。当金庫としては、これらの補償対象外・減額となりうるケースについては、お客さまに十分ご理解いただけるよう努めてまいります。
2. 預金者保護法の規定外の補償
紛失後の不正払戻し被害や法人のお客さまの被害などは預金者保護法の規定外となりますが、「盗難・紛失、偽変造カードの不正利用による預金被害補償規定」を制定し、200万円まで当金庫独自の補償を行います。ただし、預金者保護法に基づく補償と同様、お客さまのキャッシュカードと暗証番号の管理の状況などにより、補償対象外となる場合があります。

  商工中金では、偽造・盗難キャッシュカード問題への取組みを重要な経営課題として捉え、ご利用限度額の引下げ(平成17年4月実施)やご利用限度額の任意設定(平成17年11月実施)などの施策を実施しておりますが、今後も被害の発生・拡大を防ぎ、お客さまに安心してキャッシュカードをご利用いただけるようセキュリティ強化に積極的に取組んでまいります。

別紙1
各種キャッシュカード規定の改定概要
1.偽造カード等による払戻し等
    偽造または変造カードによる払戻しについては、本人の故意による場合または当該払戻しについて当金庫が善意かつ無過失であって本人に重大な過失があることを当金庫が証明した場合を除き、その効力を生じないものとします。
    この場合、本人は、当金庫所定の書類を提出し、カードおよび暗証の管理状況、被害状況、警察への通知状況等について当金庫の調査に協力するものとします。

2.盗難カードによる払戻し等
(1)   カードの盗難により、他人に当該カードを不正使用され生じた払戻しについては、次の各号のすべてに該当する場合、本人は当金庫に対して当該払戻しにかかる損害(手数料や利息を含みます。)の額に相当する金額の補てんを請求することができます。
I カードの盗難に気づいてからすみやかに、当金庫への通知が行われていること
II 当金庫の調査に対し、本人より十分な説明が行われていること
III 当金庫に対し、警察署に被害届を提出していることその他の盗難にあったことが推測される事実を確認できるものを示していること
(2)   前項の請求がなされた場合、当該払戻しが本人の故意による場合を除き、当金庫は、当金庫へ通知が行われた日の30日(ただし、当金庫に通知することができないやむを得ない事情があることを本人が証明した場合は、30日にその事情が継続している期間を加えた日数とします。)前の日以降になされた払戻しにかかる損害(手数料や利息を含みます。)の額に相当する金額(以下「補てん対象額」といいます。)を補てんするものとします。
  ただし、当該払戻しが行われたことについて、当金庫が善意かつ無過失であり、かつ、本人に過失があることを当金庫が証明した場合には、当金庫は補てん対象額の4分の3に相当する金額を補てんするものとします。
(3)   前2項の規定は、第1項にかかる当金庫への通知が、盗難が行われた日(当該盗難が行われた日が明らかでないときは、当該盗難にかかる盗難カード等を用いて行われた不正な預金払戻しが最初に行われた日。)から、2年を経過する日後に行われた場合には、適用されないものとします。
(4)   第2項の規定にかかわらず、次のいずれかに該当することを当金庫が証明した場合には、当金庫は補てん責任を負いません。
I 当該払戻しが行われたことについて当金庫が善意かつ無過失であり、かつ、次のいずれかに該当する場合
A 本人に重大な過失があることを当金庫が証明した場合
B 本人の配偶者、二親等内の親族、同居の親族、その他の同居人、または家事使用人(家事全般を行っている家政婦など。)によって行われた場合
C 本人が、被害状況についての当金庫に対する説明において、重要な事項について偽りの説明を行った場合
II 戦争、暴動等による著しい社会秩序の混乱に乗じまたはこれに付随してカードが盗難にあった場合


別紙2
重大な過失または過失となりうる場合
1.お客さまの重大な過失となりうる場合
    お客さまの重大な過失となりうる場合とは、「故意」と同視しうる程度に注意義務に著しく違反する場合であり、その事例は、典型的には以下のとおりです。
(1) お客さまが他人に暗証を知らせた場合
(2) お客さまが暗証をキャッシュカード上に書き記していた場合
(3) お客さまが他人にキャッシュカードを渡した場合
(4) その他お客さまに(1)から(3)までの場合と同程度の著しい注意義務違反があると認められる場合
* 上記(1)および(3)については、病気の方が介護ヘルパー(介護ヘルパーは業務としてキャッシュカードを預ることはできないため、あくまで介護ヘルパーが個人的な立場で行った場合)などに対して暗証を知らせた上でキャッシュカードを渡した場合など、やむをえない事情がある場合はこの限りではありません。

2.お客さまの過失となりうる場合
  お客さまの過失となりうる場合の事例は、以下のとおりです。
(1)   次のIまたはIIに該当する場合
I 当金庫から生年月日などの類推されやすい暗証番号から別の番号に変更するよう個別的、具体的、複数回にわたるお願いをしたにもかかわらず、生年月日、自宅の住所・地番・電話番号、勤務先の電話番号、自動車などのナンバーを暗証にしていた場合であり、かつ、キャッシュカードをそれらの暗証を推測させる書類など(免許証、健康保険証、パスポートなど)とともに携行・保管していた場合
II 暗証を容易に第三者が認知できるような形でメモなどに書き記し、かつ、キャッシュカードとともに携行・保管していた場合
(2)   (1)のほか、次のIのいずれかに該当し、かつ、IIのいずれかに該当する場合で、これらの事由が相まって被害が発生したと認められる場合
I 暗証の管理
当金庫から生年月日などの類推されやすい暗証番号から別の番号に変更するよう個別的、具体的、複数回にわたるお願いをしたにもかかわらず、生年月日、自宅の住所・地番・電話番号、勤務先の電話番号、自動車などのナンバーを暗証にしていた場合
暗証をロッカー、貴重品ボックス、携帯電話など金融機関の取引以外で使用する暗証としても使用していた場合
II キャッシュカードの管理
キャッシュカードを入れた財布などを自動車内などの他人の目につきやすい場所に放置するなど、第三者に容易に奪われる状態においた場合
酩ていなどにより通常の注意義務を果たせなくなるなどキャッシュカードを容易に他人に奪われる状況においた場合
(3)   その他(1)、(2)の場合と同程度の注意義務違反があると認められる場合