NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成20年9月3日
商  工  中  金







“いわし”や“みかん”などの“缶詰”を担保に融資枠を設定
商工中金と十八銀行が相浦缶詰株式会社に対し、1億7,000万円のABL実施


 商工中金(佐世保支店)十八銀行(本店:長崎市、頭取:宮脇 雅俊)と協調し、8月29日、相浦缶詰株式会社(本社:佐世保市、代表者:加納 洋二郎氏)に対し、“缶詰”を担保とする「アセット・ベースト・レンディング(ABL)」契約を締結し、1億7,000万円の融資枠を設定しました。

 相浦缶詰株式会社は、“いわし”や“さば”といった水産物や“みかん”などの農産物を原料とする缶詰の生産工場として、高い評価を受けており、また、新製品の開発や海外での事業展開にも積極的な成長企業です。
 相浦缶詰株式会社は、事業のライフサイクルに着目したABLのスキームを導入することで、従来は担保として利用されることのなかった商品(製品)在庫、そして売掛金など(商流)を一括で資金調達に活用できることになりました。これにより、将来の事業拡大を見据えた中で、機動的な資金調達を行うことができます。


◆相浦缶詰株式会社様向けABL契約の概要
形式 シンジケート特約コミットメントライン
借入人 相浦缶詰株式会社
組成額 1億7,000万円
(商工中金1億円、十八銀行7,000万円)
期間 1年
資金使途 運転資金
契約日 平成20年8月29日


◆相浦缶詰株式会社の概要
所在地 佐世保市大潟町986 設立 昭和24年12月
代表者 加納 洋二郎 資本金 1,000万円
業種 缶詰製造業 従業員数 148名(平成20年3月現在)


1.ABL(アセット・ベースト・レンディング)とは
 在庫が販売されて売掛金となり、売掛金が回収される過程の「事業のライフサイクル」に着目し、在庫・売掛金を一体として担保取得し、極度枠を設定するスキームを言います。
 商工中金のABLモデルでは、原則としてこの「事業のライフサイクル」のみを貸付の主要な引当てとするものであり、お借入される企業の不動産、機械設備もしくは、有価証券を担保としたり、または代表者の個人の信用力に過度に依存したりすることを想定していません。その意味で商工中金のABLモデルは、動産・不動産や債権を個別に担保と捉えてきた従来型の融資実務とは根本的に発想を異にする取組みであり、中小企業の資金調達の多様化に大きく寄与するものです。


2.ABLスキーム図