NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成18年3月31日
商 工 中 金







日本版LLP(有限責任事業組合)に対して
初のコベナンツ付貸付を融資



 商工中金では、ビヨンドメディア有限責任事業組合(横浜市中区)が行うカメラ付携帯電話サイトの開発・運営に対し、全国初の日本版LLP融資特約書(コベナンツ)を適用した無担保融資を行いました。

1. ビヨンドメディア有限責任事業組合の事業内容等
 
当該組合は、携帯サイトの運営を目的に、異なるノウハウを有する3社が出資して平成18年2月28日に設立されました。
 
カメラ付携帯電話にて撮影された写真を、当該組合が運営する携帯サイト上でユーザーよりデータを受取り、写真現像を行った後に、登録住所まで配送するサービス“撮ッチャオ!”を提供します。
 
カメラ付携帯は、携帯電話の標準装備となり、ユーザー層は拡大しています。当該組合がプリントアウト出力サービスを提供することで、潜在的な需要の掘り起しが期待できます。

2. 組合員の概要
組合員名 住所 役割
(株)フロントメディア 東京都港区 携帯電話向けサイトの企画
(株)インテリジェントワークス 東京都渋谷区 サイト開発、写真データの保存・管理
(株)メディアジャパン
(中核企業)
横浜市中区 写真の出力・販売管理
(代金回収)

3. 商工中金の日本版LLP融資スキームの特長
(1) 日本版LLP融資スキーム開発の経緯
日本版LLPは、「組合員の有限責任」を確保し企業同士での創業や新規事業分野への進出に積極的に取組みやすく設計された法人格のないまったく新しいタイプの事業体です。
商工中金では、事業リスクを組合員と金融機関に適切な形で分配しつつ、独創的なアイデアや技術力などを活用した新事業を金融面から後押しするために、日本版LLP専用の融資特約書を開発しました。
(2) 具体的な特長
  (1) 連携プロジェクトの市場性や事業のキャッシュフローに着目して融資を行います。
  (2) 自由度の高い組織形態である日本版LLPに対し、適切なコベナンツにより債権者の立場からガバナンスを発揮します。
  (3) 「組合員の有限責任」を確保するために、停止条件付連帯保証として、連帯保証債務の発生を一定のコベナンツ違反の場合に限定し、組合員が誠実に事業を遂行し、借入金の返済に努力していると認められる限り、(たとえ連携事業及び財務状況が結果的に悪化したとしても)連帯保証責任を負わせない方式を採用しました。



連携プロジェクトテーマ:ケータイ写真機「撮ッチャオ!」

ビヨンドメディア有限責任事業組合