NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成18年5月17日
商  工  中  金





期限前弁済手数料のご返戻について


 今般、お借入金を期限前にご返済する際にお支払いいただく期限前弁済手数料(※)に関しまして、当金庫の誤った事務処理により、一部のお客さまに対しまして手数料の全部又は一部をお返しすべきケースがあることが判明いたしました。
 このような事態が生じ、お客さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 当該手数料をお返しすることが必要なお客さまには、個別にお詫びとご説明を申し上げ、お返しいたします手数料に商事法定利息(年6%)を上乗せした金額をご返戻させていただきます。
 今回の事態を重く受け止め、ご迷惑をおかけしたお客さまへの対応に万全を期すとともに、今後同じような事態を二度と起こさぬよう再発防止に取り組み、皆さまに安心してご利用いただけるよう努めてまいります。



1. お返しする期限前弁済手数料の内容
  (1) 判明の経緯
   平成13年4月から平成18年3月にお支払いただいた期限前弁済手数料につきまして調査を行ったところ、一部のお客さまに対しまして手数料をお返しすべきケースがあることが判明いたしました。
 
  (2)発生原因
   不注意による計算ミスなど誤った事務処理を行ったこと、また、それをチェックする体制が十分に機能していなかったことが原因と認識しております。
 
  (3)お返しする件数及び金額(平成13年4月から平成18年3月まで)
 
    1:件数 1,069件
    2:手数料額 96,760,747円
 保存している資料の関係上、平成13年4月以降に、期限前にご返済を行われたお客さまにつきまして調査を行なっております。
 
2. 再発防止への取り組み
 これまで本支店で行っておりました、期限前弁済手数料の計算手続につきまして、平成18年3月よりチェック体制を強化するため、専門セクションによる事前検証の集中化を実施し、同様の事態を発生させない体制を構築しております。
 更に、手数料金額を自動的にチェックできるシステムの開発を予定しており、再発防止に努めてまいります。
 
3. 今後の対応
  (1)期限前弁済手数料および利息をお返しするお客さま
 
    1:対象となるお客さま
     当金庫よりご連絡の上、お返しする手数料の金額に商事法定利息(年6%)を上乗せした金額をお返しする手続きをとらせていただきます。
    2:平成13年3月以前に期日前にご返済されたお客さま
     当金庫が発行した手数料領収書など期限前にご返済いただいたことがわかる資料をご呈示いただければ、調査させていただきますので、最寄の本支店までご連絡ください。
 
  (2)専用窓口の設置
 
     本件に関するお客さま専用のお問合わせ窓口を設置いたしました。
 ご不明な点などございましたら、下記のフリーダイヤルまでお問合わせくださいますようお願い申し上げます。
 
4. 関係者の処分
  理事長をはじめ関係役員につきまして、報酬減額等厳しい処分を行う予定です。
商工中金期限前弁済手数料専用ダイヤル 0120−763−511
【受付時間】
平成18年5月28日迄 :毎日9:00〜17:00(土・日も受付いたします)
平成18年5月29日以降:月〜金9:00〜17:00(土・日は休ませていただきます)
 
※ 期限前弁済手数料について
    当金庫では、設備資金・長期運転資金といった事業資金に係る長期貸出商品として、固定金利(最終期限まで支払利息の利率が変更されないもの)と変動金利(プライムレートの変更に伴って支払利息の利率が変動するもの)の二つの方式をご用意いたしております。
 固定金利は、その後金利水準が上昇した場合、借入金利がそのまま据え置かれるというメリットがありますが、金利水準が低下した場合、支払利息は借入当時の(相対的に高い)金利水準のままというデメリットがあります。一方、変動金利は、その後金利水準が低下した場合、これに伴って支払利息も減少するというメリットがありますが、金利水準が上昇した場合は、支払利息も増加するというデメリットがあります。
 当金庫では、お取引先である事業者の方に、お借入の際、いずれかの金利方式を選択していただいております。
 変動金利であれば、その後金利水準の変動があっても、その時々の金利水準に変更されているので、お借入を期限前にご返済されても、当金庫がその資金を再度運用するにあたりまして、再運用レートとの差は生じないことになります。
 一方、固定金利であれば、期限前にご返済されたときの再運用レートが約定利率よりも低下している場合、その金利差を「期限前弁済手数料」としてお客様からいただくことにしております。具体的には、お借入時点の約定利率がその時点の再運用レートを上回っている場合の金利差と最終期限までのご返済額の平均残高とに基づいて手数料金額を計算しております。
 
   [計算例] 期限前弁済手数料は、お客様のお借入条件によりいくつかのパターンがあります。
以下はそのうちの代表的な計算例です。
   当初借入額:3,000万円 借入日:平成14年4月1日 最終期限:平成20年3月31日 約定利率:年2.3% 返済方法:毎月50万円元金均等返済(据置1年) 期限前弁済日:平成18年3月31日 借入残高(=期限前弁済額):1,200万円 期限前弁済時点の長期プライムレート:年2.1%
期限前弁済手数料 = 600万円 ×( 2.3% − 2.1% )× 731日/365日 = 24,032円