NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成17年11月21日
商工組合中央金庫
株式会社七十七銀行





第2回宮城県CLOの組成支援について
――国内初の環境配慮型経営企業の支援・推進を目的とするCLO創設――


 商工中金(理事長 江崎 格)、株式会社七十七銀行(頭取 鎌田 宏)は、このたび協調して、宮城県が実施する「第2回宮城県CLO」のスキーム全般の組成支援を行うことといたしました。
 本CLO(融資債権担保証券)の組成は、宮城県独自の中小企業金融施策であり、宮城県内の中小企業に対する信用保証協会保証付貸付債権(保証割合90%)を証券化し、そのCLOを投資家へ販売することにより金融の円滑化を図るものです。
 また、今回のCLOは環境配慮型経営企業の支援を推進するために、環境に関する第三者認証取得者への金利優遇、宮城県が実施する環境施策等に関する認定企業の参加要件緩和を行うこととしています。こうした環境配慮型経営企業の支援・推進を目的とするCLOは国内で初の取り組みとなります。
 商工中金、七十七銀行は中小企業の利用が幅広く確保されるようスキーム設計を行っており、両金融機関のほか地元信用金庫等が参加し、平成17年12月1日より募集を開始、18年3月下旬に組成を行う予定です。
 CLOは「地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム」(金融庁)において中小企業の資金調達手法の多様化等に向けた取り組みの具体的な取り組み事例の一つとして挙げられており、こうした取り組みを推進していくことは地域密着型金融の機能強化につながるものです。
 商工中金と七十七銀行は今後とも宮城県内の中小企業の発展ならびに地域密着型金融機能強化の観点からこうした新たな金融手法の発展・支援に積極的に取り組んでいく所存です。




(本CLOの特徴)
 
(1) 環境配慮経営企業に対する制度創設
 
  • 宮城県の施策に基づき「環境配慮経営」の認定等を受けた事業者の参加要件を緩和
  • ISO14001、エコアクション21(*)等、環境に関する第三者認証を取得する事業者の融資利率を優遇
(2) 信用保証協会の保証制度見直しに対応
 
  • 従来は信用保証協会100%の保証。今回は90%部分保証で実施
(3) 商工中金、七十七銀行の2行による共同アレンジ
1. スキーム(募集開始日:17年12月1日 実行予定日:18年3月下旬(予定))
 
2. 融資条件等
 
組成目標 63億円
貸出金額 5〜50百万円(百万円単位)
貸付期間 5年
返済方法 平成19年3月から6ヶ月毎元金均等返済(9回)
金利 固定金利(募集状況、融資時の市場金利等を勘案して融資実行直前に最終決定)
3. 対象企業要件
  宮城県内で同一事業を1年以上営んでいる株式会社、有限会社、医療法人で、一定の財務要件等を満たし、かつ信用保証協会による保証を受けられるもの。
4. 融資取扱金融機関
  商工中金、七十七銀行、仙台銀行、杜の都信用金庫、宮城第一信用金庫、仙南信用金庫
5. 今後のスケジュール
  平成17年12月1日〜1月31日:参加企業募集・保証協会申込
平成18年3月下旬(予定):貸付実行・CLO組成


エコアクション21
  環境への取組みを促進するため、平成8年に環境省が策定し、その後何回かの改正を経て、平成16年10月から認証・登録制度として開始された制度。
環境管理・監査の国際規格であるISO-14000Sをベースに策定されたもので、短期間、低コストで取得を可能とし、中小企業者への普及を目的とする簡易版の環境ISOと言えるもの。(有効期間は2年間)