商工中金(長野支店)は、6月26日、信州ハム株式会社(本社:長野県上田市、代表者:中村 幸男氏)に対し、“無添加のハム・ソーセージ”を担保とする「アセット・ベースト・レンディング(ABL)契約を締結し、2億円の融資枠を設定しました。
信州ハム株式会社は、1975年より他社に先駆けて、無添加ハム・ソーセージブランド「グリーンマーク」を発売し、現在ではこの分野でトップシェアの地位を築いています。また、上田工場の加熱食肉製品がHACCPの認定を受けるなど、徹底した品質管理により、これからも「美味しさ・安全・安心・適正な価格」にこだわり、お客さまに喜ばれる商品を作り続けていく方針です。
信州ハム株式会社は、事業のライフサイクルに着目したABLのスキームを導入することで、従来は担保として利用されることのなかった原材料、商品そして売掛金など(商流)を一括で資金調達に活用できることになりました。これにより、将来の事業拡大を見据えた中で、機動的な資金調達を行うことができます。
商工中金は、今後もこうした取組みにより、多様化するお取引先の資金調達ニーズにこたえ、地域経済の発展に貢献していきます。
◆信州ハム株式会社様向けABL契約の概要
| 形式 |
:コミットメントライン |
| 借入人 |
:信州ハム株式会社 |
| 組成額 |
:2億円 |
| 期間 |
:1年 |
| 資金使途 |
:運転資金 |
| 契約日 |
:平成20年6月26日 |
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◆信州ハム株式会社の概要
| 所在地 |
長野県上田市下塩尻950 |
設立 |
昭和22年7月 |
| 代表者 |
中村 幸男 |
資本金 |
4億円 |
| 業種 |
ハム・ソーセージ、精肉、総菜の製造・販売 |
従業員数 |
510名 |
1.ABL(アセット・ベースト・レンディング)とは
在庫が販売されて売掛金となり、売掛金が回収される過程の「事業のライフサイクル」に着目し、在庫・売掛金を一体として担保取得し、極度枠を設定するスキームを言います。
商工中金のABLモデルでは、原則としてこの「事業のライフサイクル」のみを貸付の主要な引当てとするものであり、お借入される企業の不動産、機械設備もしくは、有価証券を担保としたり、または代表者の個人の信用力に過度に依存したりすることを想定していません。その意味で商工中金のABLモデルは、動産・不動産や債権を個別に担保と捉えてきた従来型の融資実務とは根本的に発想を異にする取組みであり、中小企業の資金調達の多様化に大きく寄与するものです。
2.ABLスキーム図
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