商工中金(帯広支店)は帯広信用金庫(本店)と協調し、7月25日、ヒオキ工業株式会社(本社:帯広市、代表者:日置 清司氏)に対し、“骨材(砂利・砕石等)”を担保とする「アセット・ベースト・レンディング(ABL)契約を締結し、1億円の融資枠を設定します。
本件ABLは骨材業界で全国初のケースとして注目されています。
ヒオキ工業株式会社は、建設基礎資材としての砂利・砕石の良質な生産工場として、高い評価を受けており、また、平成14年12月にISO14001認証を取得するなど環境に配慮し、循環型社会に貢献しています。
ヒオキ工業株式会社は、こうした事業のライフサイクルに着目したABLのスキームを導入することで、従来は担保として利用されることのなかった商品(製品)在庫、そして売掛金など(商流)を一括で資金調達に活用できることになりました。これにより、将来の事業拡大を見据えた中で、機動的な資金調達を行うことができます。
商工中金と帯広信用金庫は、今後もこうした取組みにより、多様化するお取引先の資金調達ニーズにこたえ、地域経済の発展に貢献していきます。
◆ヒオキ工業株式会社様向けABL契約の概要
| 形式 |
:シンジケート特約コミットメントライン |
| 借入人 |
:ヒオキ工業株式会社 |
| 組成額 |
:1億円
(商工中金5,000万円、帯広信用金庫5,000万円) |
| 期間 |
:1年 |
| 資金使途 |
:運転資金 |
| 契約日 |
:平成20年7月25日 |
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◆ヒオキ工業株式会社の概要
| 所在地 |
北海道帯広市大通南12丁目20番地 |
設立 |
昭和42年5月 |
| 代表者 |
日置 清司 |
資本金 |
5,000万円 |
| 業種 |
砕石製造業 |
従業員数 |
30名(平成20年3月現在) |
1.ABL(アセット・ベースト・レンディング)とは
在庫が販売されて売掛金となり、売掛金が回収される過程の「事業のライフサイクル」に着目し、在庫・売掛金を一体として担保取得し、極度枠を設定するスキームを言います。
商工中金のABLモデルでは、原則としてこの「事業のライフサイクル」のみを貸付の主要な引当てとするものであり、お借入される企業の不動産、機械設備もしくは、有価証券を担保としたり、または代表者の個人の信用力に過度に依存したりすることを想定していません。その意味で商工中金のABLモデルは、動産・不動産や債権を個別に担保と捉えてきた従来型の融資実務とは根本的に発想を異にする取組みであり、中小企業の資金調達の多様化に大きく寄与するものです。
2.ABLスキーム図
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