

「国産ぶどう」から作った「ワイン」を担保として融資枠設定 〜商工中金と北海道銀行がABL協調融資枠を組成〜 |
商工中金(札幌支店)と北海道銀行は、9月4日、協調して、北海道ワイン株式会社(本社:北海道小樽市)に対し、「ワイン」を担保とする「シンジケートローン型アセット・ベースト・レンディング(ABL)」の融資枠を組成します。本件には、北海信用金庫及び小樽信用金庫が参加し、4行協調で融資枠を設定します。
北海道ワイン株式会社は、事業のライフサイクルに着目したABLを導入することで、製品、仕掛品や売掛金など(商流)を一括で資金調達に活用できることとなりました。これにより、将来の事業拡大を見据えた中で、機動的な資金調達を行うことができます。
北海道ワイン株式会社は、「国産ぶどう」のみを使用した品質の良いワインを製造している地元有力企業です。徹底した品質管理により、今後も安全で安心できる製品を作り続けていく方針です。
■北海道ワイン株式会社様向けシンジケートローン型ABL契約の概要
| 形式 |
:コミットメントライン(シンジケートローン方式) |
| 借入人 | :北海道ワイン株式会社 |
| ジョイントアレンジャー | :商工中金、北海道銀行 |
| エージェント | :商工中金 |
| 組成額 |
:3億円(商工中金1億円、北海道銀行1億円、小樽信用金庫5千万円、北海信用金庫5千万円) |
| 期間 | :1年 |
| 資金使途 | :運転資金 |
| 契約日 | :平成19年9月4日 |
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■北海道ワイン株式会社の概要
| 所在地 |
小樽市朝里川温泉1丁目130番地 |
| 代表者 | 嶌村 彰禧 |
| 業種 | ワイン製造業 |
| 資本金 | 3億4,689万円 |
| 特徴 | 当社は1974年創業の製造量、販売量で全道1位、全国6位(国産葡萄の使用量は断トツ全国1位)のワインメーカーです。 北海道浦臼町鶴沼に440ヘクタール(東京ドーム120倍)の日本最大の直轄農場があり、その他にも契約葡萄農家を約300軒と栽培契約を結ぶなど、国産ブドウのみを使用した品質の良いワインを作っています。 当社で生産されるワインは、05年に第3回国産ワインコンクールで金賞の受賞をはじめ各種の受賞実績があります。また、非常に高い技術力を有し、対外的に高い評価を得ている北海道を代表する企業の内の1社です。 |
1.ABL(アセット・ベースト・レンディング)とは
在庫が販売されて売掛金となり、売掛金が回収される過程の「事業のライフサイクル」に着目し、在庫・売掛金を一体として担保取得し、極度枠を設定するスキームを言います。
商工中金のABLモデルでは、原則としてこの「事業のライフサイクル」のみを貸付の主要な引当てとするものであり、お借入される企業の不動産、機械設備もしくは、有価証券を担保としたり、または代表者の個人の信用力に過度に依存したりすることを想定していません。その意味で商工中金のABLモデルは、動産・不動産や債権を個別に担保と捉えてきた従来型の融資実務とは根本的に発想を異にする取組みであり、中小企業の資金調達の多様化に大きく寄与するものです。
2.ABLスキーム図
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