NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成18年9月20日
商  工  中  金




中小ものづくり高度化法第1回目認定先に対して、運転資金融資を実行
〜認定先に対しての東北地区初の融資実行〜


 商工中金(仙台支店)は、「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」(中小ものづくり高度化法)に基づき、東北経済産業局より8月10日付で研究開発計画の第1回目認定を受けた東北電子産業株式会社(本社 宮城県仙台市 代表取締役 佐伯 昭雄氏)に対し、8月31日に運転資金を3千万円融資しました。
 当社は、この資金を、認定を受けた研究開発計画である「高機能品質評価ツールおよび検査装置」の開発資金として使用します。
 商工中金が独自に創設している「ものづくり基盤技術高度化貸付」として、「中小ものづくり高度化法」に基づく認定先に対する商工中金の融資としては東北地区で第1号となります。



<認定を受けた研究開発計画>
  〜自動車産業に用いられる塗料・塗膜・ポリマー・半導体等の材料の高機能品質評価ツールおよび検査装置の開発
  微弱発光測定手法を利用(※)した「高機能品質評価ツールおよび検査装置」を開発することにより、現在、数百時間から数千時間かかっている品質評価期間の大幅短縮や評価の高機能化を行い、上記材料の生産性向上並びに品質向上に寄与し、機能安全の確保を図るものです。
  (※) 材料や部品をレーザーで計測することで、物質が発している光を感知し、劣化状態や異質な状態を検査する手法。産業用の材料や部品だけではなく、食品や血液などあらゆるものへの応用の可能性があります。
<東北電子産業株式会社>
  東北大学との共同研究により、化学発光計測を応用した血液によるがん診断技術・装置開発に成功。 「中小ものづくり高度化法」で認定を受けた研究開発計画を一層進め、医療、食品、自動車産業等あらゆる業界の発展に貢献しています。


 商工中金は、当社の研究開発計画申請におけるアドバイス、補助金等の情報提供といった事業計画策定のサポートを行ってきました。また、当社のこれからの販路開拓のために、海外進出に関する関係機関の紹介などの情報提供も行っています。

 商工中金は、従来より長期的な視点から中小製造業の設備資金等を融資するなど中小企業の持続的な成長をサポートすることを通じて、ものづくり振興に寄与してきました。
 引き続き、「中小ものづくり高度化法」の趣旨を踏まえ、ものづくり基盤技術を有する中小企業の金融・情報面からのサポートを一層推進し、中小企業の成長・発展、地域経済の活性化を通じて、我が国のものづくり産業の振興に貢献していきます。


●東北電子産業株式会社の概要
所在地 宮城県仙台市太白区向山2−36−4 資本金 60百万円
代表者 佐伯 昭雄 従業員数 54名
業種 電子応用装置製造業 創業 昭和43年4月


●「ものづくり基盤技術高度化支援貸付」の概要
項目 5年固定貸出 10年固定貸出 変動貸出
(当初10年固定型)
資金使途 「基盤技術の高度化への取組みや事業拡大に必要な設備資金、運転資金」
設備資金

(1) 生産能力増大のための設備投資
(2) 基盤技術の高度化により、新分野進出を図るための設備投資
(3) 基盤技術の高度化により、その成果物の生産のための設備投資
(4) 基盤技術の高度化により、新市場への進出や販売能力増大のための設備投資
(5) 研究開発のための設備投資
(6) 技術承継のため、例えば、高齢者を受け入れを図るための作業環境改善設備、研修用施設設置などの設備投資

運転資金

(1) 基盤技術の高度化に必要な設備を賃借するために必要なリース資金(1年分に限る)
(2) 基盤技術高度化のために、必要となる研究開発費
(3) 基盤技術高度化成果物の拡販のために必要となる増加運転資金
(4) 国の戦略的基盤技術高度化支援事業における研究開発委託金交付までのつなぎ資金
貸付形式 証書貸付、手形貸付(つなぎ資金の場合)
貸付期間 5年以内 10年以内
(据置2年以内)
15年以内
(据置2年以内)
貸付利率 所定利率
(5年固定)
所定利率
(10年固定)
当初10年:固定
11年目以降、5年毎に見直し