NEWS RELEASE


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平成17年7月21日
商  工  中  金





新連携 中部地区第一号認定連携体に対する融資を実行

〜愛知県内で初の融資〜


 商工中金名古屋支店では、中小企業新事業活動促進法(*)に基づき、中部経済産業局より、平成17年7月11日付で新連携計画の1号認定を受けた4件のプロジェクトのひとつ、株式会社吉見製作所(代表取締役:吉見幸春、本社:愛知県大府市)を中核企業(コア企業)とする連携体の1社東洋精鋼株式会社(代表取締役:渡邊吉弘、本社:愛知県海部郡十四山村)に対し、国の特別貸付による融資(融資制度:新事業活動促進資金)を7月20日に行いました。

 本件は、愛知県内では新連携計画認定企業に対する初めての融資となります。

 今回、認定された事業(「精密鋳造法による世界初の形状記憶合金製『脳ベラ』の製造販売」)は、株式会社吉見製作所と東洋精鋼株式会社、株式会社アートジャパン(代表取締役:大西あさみ、本社:福井県武生市)、および株式会社三重TLO(代表取締役:徳田正孝、本社:三重県津市)の4社による連携体での取り組みです。
 事業テーマは、形状記憶合金と特殊加工技術を融合することで、再使用性や操作利便性を格段に高めた脳外科手術用「脳ベラ」を事業化するもので、従来のステンレス製に代わり、画期的な製品として期待されています。吉見製作所は形状記憶合金の開発と医療分野の客先ニーズに対応する商品企画・加工・販売を担当、アートジャパンは、これまでのチタン・マグネシウム等の精密鋳造技術を生かし、形状記憶合金の精密鋳造加工を行い、東洋精鋼は、超音波ショットピーニングという特殊な加工技術を利用して形状記憶合金製品の強度・耐久性を向上させる部門を担当しています。また、三重TLOが技術提供や素材特性の試験データの提供等を行い、技術面を総合的にサポートします。

 商工中金は中部経済産業局及び新連携支援事務局(中小企業基盤整備機構中部支部)と連携して、当該案件の発掘から当社の新連携計画申請におけるブラッシュアップ(主に事業計画策定のサポート)に至るまで積極的な関与を行ってきましたが、計画認定を受けて当該プロジェクトに係る運転資金の融資を行なったものです。(詳細:別紙
 商工中金は、中部経済産業局及び中部新連携支援戦略会議事務局と連携し、このような企業連携による新事業分野の開拓等の取組を積極的に支援し、中小企業の成長・発展へのサポートを行っていきます。







(別紙)
新連携の概要
コア企業: 株式会社吉見製作所(愛知県大府市:形状記憶合金加工販売)
連携企業等: 東洋精鋼株式会社、株式会社アートジャパン
株式会社三重ティーエルオー

事業内容

〜精密鋳造法による世界初の形状記憶合金製「脳ベラ」の製造販売〜
  • 従来のステンレス製に代わり、形状記憶合金と特殊加工技術を融合することで、再使用性や操作利便性を格段に高めた脳外科手術用「脳ベラ」を事業化するもので、画期的な製品として期待されている。
  • 既存製品と比較し脳外科手術中の操作利便性が向上する他、製品寿命の長期化から価格優位性も有し、十分な競争力を有している。
  • 既存の販売ルートを活かし、大手医療機器メーカーや病院向けを主体に市場開拓を図る。





(参考資料)
新連携とは

新連携とは、複数の事業者が異なった分野で培ったノウハウや技術などの強みを持ち寄りそれらを融合させて初めて可能となる新事業活動によって、市場拡大や新分野参入等の新たな需要開拓を行う事業形態。