NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成17年8月9日
商  工  中  金
西 武 信 用 金 庫





新連携計画 関東経済産業局1号認定プロジェクトに対する
協調融資を実行


〜設備資金を地元金融機関:西武信用金庫と協調融資〜


 商工中金八王子支店及び西武信用金庫は、中小企業新事業活動促進法に基づき、関東経済産業局より6月13日付で新連携計画の1号認定を受けた3件のプロジェクトのひとつ、中核企業(コア企業)である(株)ワイピーシステム(代表取締役:吉田英夫、本社:東京都東村山市)に対し、7月29日に新連携計画に基づく金型等設備取得資金について協調融資を行いました。
 本プロジェクトは、最先端のめっき加工を得意とするコア企業の(株)ワイピーシステムが、超精密加工部品洗浄に使用する高圧ガスの消火能力に着目、バルブメーカーなどと連携して軽量・小型の新機能消火器具を開発・製造し、水を嫌うOA機器を使用するオフィス、一般住宅向けに販売するものです。 
 コア企業となる当社が二酸化炭素(CO2)型消火器の開発・企画制作を行い、三吉バルブ(株)がバルブ製造、(株)東栄化学が小型ボンベ供給、(株)インターフェイスがデザイン、日本ユニバーサルデザイン電気(株)が組み立て・発送管理を担当し、(株)千代田防災が販売・業界情報提供・実験実証を担当するという連携事業であり、多摩地区内の中小企業者による新たな事業展開のモデルケースとして期待されています。

 これまでの国内の消火器・消火器具は、消火薬剤や水を圧力放出する形式のものが中心であり、このため、使用後には、放出された消火剤や水の後始末やOA機器の電子情報喪失の危険性が常に伴っていました。これに対し本製品は、二酸化炭素により酸素を遮断して消火する方法(窒息効果作用)によることから、既存製品が抱える後始末や情報保全上の問題が生じません。
 さらに市販されている従来のCO2型消火器にはない冷却効果(火元の温度を下げる効果)を有し、再燃を防止するなどの効果があるほか、重量も1キロ前後と従来型の1/8程度に軽量化が図られています。 
 従来の木造家屋は機密性が低く、二酸化炭素の消火機能である窒息効果作用を充分利用できませんでしたが、近年は冷暖房が普及し機密性が高い建築構造となっており、CO2型消火器・器具の市場拡大が見込まれます。

 商工中金と西武信用金庫は、平成16年1月15日に、相互の連携を円滑にするため、「業務協力に関する覚書」の締結を行っており、今般、当該新連携計画の認定後、協調して融資を行ったものです。
 今後も、双方の業務特性を活かしながら、このような企業連携による新事業分野開拓等の取組を積極的に支援し、中小企業の成長・発展へのサポートを行っていきます。



(別紙)
新連携の概要
コア企業: (株)ワイピーシステム(東村山市:電気鍍金)
連携企業等: 日本ユニバーサルデザイン電気(株)
(東村山市:各種コイル、
巻線用張力調整装置の製造、販売)、
三吉バルブ(株)(川越市:各種設備用バルブ設計)、
(株)インターフェイス(杉並区:新製品の企画、デザイン)、
(株)千代田防災(東村山市:消火器等販売)、
(株)東栄化学(あきる野市:工業用ガス販売)

事業内容

〜二酸化炭素を利用した新しい消火器具の開発・製造・販売〜
  • 消火剤や水に代わる二酸化炭素による消火であり、消火剤や水の後始末や情報保全上の問題が生じない。また、火元の温度を下げる冷却効果により、再燃を防止。
  • 重量は1キロ前後と従来のCO2型消火器の1/8程度に軽量化。
  • 従来の木造家屋は機密性が低く、二酸化炭素の消火機能である窒息効果を充分利用できなかったが、近年は冷暖房が普及し機密性の高い建築構造となっており、CO2型消火器・器具の市場拡大が見込まれる。