NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成17年8月3日
商  工  中  金





新連携計画 九州地区1号認定の産学官連携プロジェクト
に対する融資を実行


 〜熊本県内で初の融資〜


 商工中金熊本支店では、中小企業新事業活動促進法(*)に基づき、九州経済産業局より、平成17年7月15日付で新連携計画の1号認定を受けた8件のプロジェクトのひとつ、中核企業(コア企業)のGT・スパイラル(有)(代表取締役:後藤 常郎、本社:熊本市)に対し、国の特別貸付による融資(融資制度:新事業活動促進資金)を7月29日に行いました。
 本件は、熊本県内では新連携計画認定企業に対する初めての融資となります。

 本プロジェクトは、平鋼をスパイラル状に加工した「ねじり平鋼」(主に住宅の基礎杭等に利用されている)の商品開発・製造販売を目的とするものです。
 コア企業のGT・スパイラル(有)は、崇城大学、熊本県工業技術センター、八代工業高等専門学校との技術提携等により、「ねじり平鋼」の製造技術を有しており、今般、天草池田電気(株)と加工、商品開発、量産販売で連携、熊本県知的所有権センター、(財)くまもとテクノ産業財団からの知財管理や経営アドバイス等の支援も受け、九州経済産業局より新連携計画の1号認定を受けたものです(詳細別紙)。
 当該事業により、ねじり平鋼を使ったインテリア部材、基礎補強材、地盤補強材などの分野での拡販が期待されます。

 商工中金は新連携支援事務局(中小企業基盤整備機構九州支部)と連携して、当社の新連携計画申請における事業計画策定のサポートを行ってきましたが、計画認定を受けて当該プロジェクトに係る運転資金(研究開発費等)の融資を行なったものです。 
 商工中金は、このような企業連携による新事業分野の開拓等の取組を積極的に支援し、中小企業の成長・発展へのサポートを行っていきます。


(*) 中小企業新事業活動促進法
  平成17年4月、中小企業者を支援する3法(中小企業経営革新支援法、新事業創出促進法、中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法)を整理・統合するとともに「新連携」への支援を新たな柱に加え、中小企業の方への支援措置を拡充したものです。



(別紙)
新連携の概要
コア企業: GT・スパイラル(有)(熊本市:ねじり平鋼の製造・販売)
連携企業等: 天草池田電機(株)、崇城大学、熊本県工業技術センター、
八代工業高等専門学校、(財)くまもとテクノ産業財団、
熊本県知的所有権センター

事業内容

〜平鋼をスパイラル状に加工したねじり平鋼の製造販売〜
  • コア企業が有する平鋼にねじり加工を施した「ねじり平鋼」の製造技術を連携企業の切断加工技術と融合し軟弱地盤や省スペース地など、従来工法で不可能だと思われていた場所への杭打工事も可能となる画期的な技術を開発したもの。
  • 地盤にねじり込むことで、掘削が不要で地盤本来の強度を失うことなく、かつ建設残土の発生が抑制されるなど、従来の施工に比し、工事の簡素化等から大幅なコスト低減に繋がる。
  • また、その基礎技術の機能やデザイン性を生かし、建設業界のみならず、多様な生活用品への用途拡大が見込まれる。(例:自動車車庫基礎、農業用ハウス等の基礎、車止め基礎、簡易デッキ、物置基礎、テント固定器具、フラワースタンド等)