NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成17年9月30日
商  工  中  金





新連携計画 広島地区認定企業に対する融資を実行
〜広島県で初の融資〜


 商工中金広島支店では、中小企業新事業活動促進法(*)に基づき、中国経済産業局より、平成17年9月26日付で新連携計画の認定を受けた2件のプロジェクトのひとつの中核企業(コア企業)である荻野工業株式会社(代表取締役:荻野武男、本社:安芸郡熊野町)に対し、9月30日に融資を実施しました。
 本件は、広島県内では新連携計画認定企業に対する初めての融資となります。

 本プロジェクトは、荻野工業株式会社が開発した「中実式高精度ベアリングギア」を自動車用ハンドルアシスト装置の中枢部品として製造・販売することを目的とするものです。
 コア企業である荻野工業株式会社は、当社が開発した「中実式高精度ベアリングギア」に係わる特許技術と、連携体企業4社(安田工業株式会社、株式会社泉工作所、トーヨーエイテック株式会社、クレノートン株式会社)の独自技術、ノウハウ等経営資源を組み合わせて、歯型加工が難しい「中実式高精度ベアリングギア」の量産化に取り組みます(詳細:別紙)。
 今回量産化する「中実式高精度ベアリングギア」は、従来の歯車構造に比べ、耐久性、静音性、コンパクト性、動力伝達効率に優れる革新的技術であるので、自動車分野のみならず、産業機械分野等、応用範囲の拡大が見込まれます。

 商工中金は新連携支援事務局(中小企業基盤整備機構中国支部)と連携して、当社の新連携計画申請における事業計画策定のサポートを行ってきましたが、今般計画認定を受けて当該プロジェクトに係る運転資金(研究開発費等)の融資を行なったものです。
 商工中金は、このような企業連携による新事業分野の開拓等の取組を積極的に支援し、中小企業の成長・発展へのサポートを行っていきます。


(*) 中小企業新事業活動促進法
  平成17年4月、中小企業者を支援する3法(中小企業経営革新支援法、新事業創出促進法、中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法)を整理・統合するとともに「新連携」への支援を新たな柱に加え、中小企業の方への支援措置を拡充したものです。



(別紙)
新連携の概要
コア企業: 荻野工業株式会社(広島県安芸郡:輸送用機械器具製造業)
連携企業等: 安田工業株式会社(岡山県浅口郡)、
トーヨーエイテック株式会社(広島県広島市)、
クレノートン株式会社(広島県呉市)、
株式会社泉工作所(広島県呉市)

事業内容

〜革新的加減速効率を実現する中実式高精度ベアリングギアの
製造・販売〜
  • 自動車用ハンドルアシストは、運転時に優れた操作性と走行安定性を実現するステアリングシステムであるが、メカニズムが複雑で高価なため、高級車種に限定して採用され、広範な普及には至っていないのが実状。
  • コア企業が開発した「中実式高精度ベアリングギア」はコンパクトな構造でありながら、高い減速比を実現する特徴を有しており、これを自動車用ハンドルアシスト部品として応用、事業化するため、連携体各社の経営資源を活用して、量産化によるコストダウンを図る。
  • 当該ギアの技術は革新的なものであることから、自動車分野のみならず、産業機械分野等、応用範囲の拡大が見込まれる。