国の新たな中小企業支援施策である「新連携」支援制度がスタートし、8月15日現在、51件の連携プロジェクトが、各経済産業局より認定を受け、事業化・市場化に向け動き出しています。
商工中金では、このうち24件の認定プロジェクトに支援金融機関の一つとして参加し、いち早く融資(8月15日現在9プロジェクト合計10社)に取組むなど連携プロジェクトの円滑なスタートに貢献しています。
商工中金は、かねてより中小企業の成長発展や飛躍、革新のため、組合をはじめとする中小企業の組織化のほか、産学官連携や異業種交流グループ等のネットワーク化を支援しており、こうした取組みを通じて得たノウハウをいかんなく発揮しているところです。連携ニーズの発掘や施策PRに努め、各地の戦略会議事務局と連携して連携企業間の基本契約締結に係るアドバイスや資金・収支計画等の新連携計画策定支援の取組みを行っています。
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| ●「新連携計画」認定プロジェクトへの参加【別紙1】 |
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(単位:プロジェクト件数)
「新連携計画」全認定(8月15日現在) |
51 |
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うち商工中金参加プロジェクト(※) |
24 |
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| (※)全国9地域それぞれの認定プロジェクトに参加しています。 |
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| ●商工中金参加プロジェクトの特徴【別紙2、3】 |
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(単位:プロジェクト件数)
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地域経済活性化に貢献 |
| 当金庫参加
プロジェクト
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産学官連携 |
広域連携 |
地域金融機関協調 |
| 13 |
10 |
7 |
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| (※)一部重複あり。 |
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商工中金が参加しているプロジェクト24件については、半数以上の13件が産学官連携であるほか、全国各地の中小企業が連携する広域連携も10件に及んでいます。さらにプロジェクト内容も環境関連や地域ブランド活性化など多岐に及んでおり、「新連携」支援制度が、多様な連携プロジェクトの受け皿となっています。
商工中金は、プロジェクト毎に組成される個別支援チームへの参加を通じて、金融支援はもとより、販路拡大や商品・サービスのPR等の情報提供により、連携プロジェクトを継続的にサポートしています【別紙4】。組織金融機関として培ったノウハウを発揮し、プロジェクトの事業化・市場化に向けて地域金融機関と連携し、中小企業の成長・発展、ひいては地域経済活性化に貢献しています。
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| (別紙1) |

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| (別紙2) |
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支部 |
コア企業(連携企業) |
プロジェクトテーマ名 |
産学官連携事例 |
地域金融機関協調 |
広域連携 |
環境配慮への
取組み |
| 北海道支部 |
(株)ロム |
北海道産の家畜飼料用添加サプリメントの開発・販売 |
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○ |
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| (株)味のネットワーク |
レトルト食品用自動販売機による北海道らしい食品販売 |
○ |
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| 東洋農機(株) |
ビート(てんさい)の新移植機械の開発による市場開拓 |
○ |
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| 東北支部 |
(株)クロビットジャパン((株)テクニカル) |
新光学素子による同時多面検査測定等装置 |
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○ |
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| 関東支部 |
(株)ワイピーシステム |
瞬間小型消化器具 |
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○ |
○ |
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| (株)坂口技研 |
COガスセンサを用いた安全監視システムの開発・販売 |
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| (株)日本ヘルスサプライ |
快適歩行のための「NEWウォーターインソール(靴の中敷き)の開発・販売 |
○ |
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○ |
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| (株)タカハシ(シアトルキャタライザーラボラトリー(株)) |
美水石触媒新浄化システムの開発・販売 |
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○ |
○ |
○ |
| (株)ナディック |
中空部品内面バリ無しプレス加工 |
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○ |
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| (株)ヴァイタス |
患者アメニティ環境と医療環境の融合を目指すヘルスケア・ポータル・サービス |
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| 中部支部 |
(株)吉見製作所(東洋精鋼(株)) |
精密鋳造法による世界初の形状記憶合金製「脳ベラ」の製造・販売 |
○ |
|
○ |
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| 近畿支部 |
(有)京都試作工房((株)最上インクス) |
京都試作ネットを基礎にした新たな試作ビジネスの確立 |
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○ |
○ |
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| (株)アスコット |
管工機材卸売業を中心とした生産財卸売業の業務効率化と営業支援を行うためのシステムの開発・販売 |
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|
○ |
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| (株)田中 |
次世代型航空機部品供給ネットワーク事業 |
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| 桑村繊維(株) |
斜め織り織機による高機能布素材の製造・販売 |
○ |
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| 森合精機(株) |
高機能な多関節ロボットを利用した水中洗浄システムの開発・販売 |
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|
○ |
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| 中国支部 |
オーエム産業(株) |
マグネシウム合金への高度なメッキ技術による製品の製造・販売 |
○ |
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| 徳機(株) |
長寿命の樹脂用チップ化設備の製造・販売 |
○ |
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|
○ |
| 四国支部 |
阿波製紙(株) |
分離膜を利用した小型排水処理装置の開発・実用化 |
○ |
|
○ |
○ |
| 九州支部 |
(株)サコダバイオ研究所 |
SB菌バイオを吸着した家畜飼育用敷材の製造・販売 |
○ |
|
○ |
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| GTスパイラル(有) |
平鋼をスパイラル状に加工したねじり平鋼の製造・販売 |
○ |
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| (株)エイムテック |
温度補正による大容量ガス供給管気密・漏洩検査装置の開発・販売 |
○ |
○ |
○ |
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| 沖縄支部 |
(株)トリム |
リサイクル素材を利用したハイドロカルチャー製品の開発・販売 |
○ |
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| トマス技術研究所【福富健仁】 |
サーマルリサイクル技術を応用した完全自動型高性能焼却設備の開発・販売 |
○ |
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○ |
| 計 |
24プロジェクト |
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13 |
7 |
10 |
4 |
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| 1. |
産学官連携:連携参加者の中に大学(TLO含む)又は公的支援機関が入っているもの |
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地域金融機関協調:経済産業局ホームページに記載されている支援金融機関が当金庫及び地域金融機関となっているもの |
| 3. |
広域連携:連携体の各住所が同一都道府県を越えるもの |
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(別紙3) |
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| 1.新連携事業を地域金融機関と協調支援した事例
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コア企業: |
(株)ロム(北海道札幌市:バイオ関連研究開発) |
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連携企業等: |
高谷土建(株)(北海道岩見沢市)
清水鋼機(株)(北海道小樽市)
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〜北海道産の家畜飼料用添加サプリメントの開発・販売〜
- 家畜動物の腸内細菌のバランスを安定化させ、家畜動物の健康維持を図るとともに生産物の肉質、栄養成分などの向上に寄与する家畜飼料用添加サプリメントを開発・販売する。
- 本製品には、道内名所、特産品に由来する環境適応性の高い有用微生物を利用することに加え、サプリメントの原料に北海道産の材料を用いることにより、同製品及びこの製品を食べて生育した家畜製品(肉、卵、乳)の「北海道ブランド」の確立を目指す。
- 国内外のブランド牛・豚生産者等への販売による市場開拓を図る。
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- 新連携計画申請時におけるサポート
当社は平成15年設立のバイオベンチャーであり、当金庫では当社設立1年目(16年3月)に水産物処理微生物の開発資金1,200万円を起業挑戦支援無担保貸出制度にて融資。その後当社の新連携計画への取組みに際して、個別支援チームに参加。個別支援チームでは金融機関の立場から、財務面でのアドバイスを中心にサポート。
- 融資内容
(株)ロムに対して、新連携プロジェクトに係る資金需要の内、当初の運転資金(開発費の一部)として新事業活動促進資金1,000万円を融資(7月22月)。北洋銀行も当該プロジェクトに対する運転資金を実行しており、協調して支援。
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| 2.産学官連携による新連携事業への支援事例 |
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コア企業: |
オーエム産業(株)(岡山県岡山市:電気めっき業) |
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連携企業等: |
アーク岡山(株)(岡山県真庭市)
堀金属表面処理工業(株)(岡山県高梁市)
岡山県工業技術センター
岡山県立大学
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〜技術的に困難なマグネシウム合金へのめっき技術を確立し、
高品質マグネシウム合金の製造・販売を行う〜
- マグネシウム合金へのめっき技術は、従来めっき皮膜の密着性や耐食性等に課題があったが、岡山県立大学、岡山県工業技術センターの技術支援を得て連携企業の固有技術を組み合わせることにより、めっき技術の確立に成功した。
- 意匠性にも優れためっき外観を得ることができるとともに、既存工法のような煩雑な前処理が不要のため、コスト面からも十分な競争力を有する。
- 各社の既存の販売網を活かし、携帯電話、パソコン、自動車部品、デジタルカメラ、ポータブル家電機器等への市場開拓を図る。
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- 新連携計画申請時におけるサポート
新連携計画の策定に当たり当金庫は、当社及び各連携企業が作成した個社毎の事業計画及び連携事業の計画の整合性をチェックする等、事業計画の取り纏めに積極的な支援を実施。また、販売形態等、連携企業間の基本契約をどのような内容にするか、戦略会議事務局の専門スタッフと連携し、連携企業との会合の中で基本契約の内容について各企業の調整を行った。
- 融資内容
オーエム産業(株)に対して、新事業活動促進資金500万円(新連携プロジェクトに係る資金需要のうち当初の運転資金(試作ライン立ち上げに伴う人件費、材料費))を融資(7月8日)。
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| 3.環境配慮に取組む新連携事業への支援事例
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コア企業: |
徳機(株)(山口県周南市:プラント機械装置製造業) |
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連携企業等: |
鋼鈑工業(株)(山口県下松市)
(株)イチキン(山口県周南市)
山口県産業技術センター
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〜新しい切断機構と、樹脂に応じた最適な刃物の組み合わせによる
樹脂用チップ化設備の製造販売〜
- 新しい切断機構と樹脂に応じた最適な刃物の組み合わせにより、産業廃棄物である樹脂廃棄物(注)を従来比1/4に削減可能とした樹脂チップ化設備の製造販売を行う。
- また、刃物の交換周期が延長され、樹脂廃棄物(産業廃棄物)の大幅削減とともに生産コストの大幅削減が可能となる。
- 樹脂製造メーカーへの販売による市場開拓を図る。
| (注) |
樹脂の製造工程の中には樹脂を細かく裁断し、搬送、ストックを容易にするためにチップ化設備が不可欠。樹脂製造メーカーはチップ化設備の裁断用刃物が磨耗し交換している間でも連続して生産を行っているため、刃物交換の間に生産した樹脂は産業廃棄物となる。 |
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- 新連携計画申請時におけるサポート
当社の新連携計画の策定に当たり、当金庫もいち早く支援参加。
当金庫は、新連携計画書作成に際し、新規性・市場性についての説明のポイントや収支見通し等、事業計画策定のアドバイスを実施。また、戦略会議事務局とともに計画数値の整合性のチェック、連携体の役割の明確化等についてもアドバイスを行った。
- 融資内容
徳機(株)に対して、新事業活動促進資金400万円(新連携プロジェクトに係る資金需要の内、当初の運転資金(カタログ製作費、市場調査費))を融資(7月8日)。
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(別紙4) |
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