【経緯等】
自転車用ハブ専業メーカーである当社は、中国製低価格部品の攻勢を受け、いかに製品の高付加価値化を実現するかが経営の大きな課題となっていました。
そこで当社は、自転車のパンクの主な原因がタイヤの空気圧にあることに着目し、パンクの発生を抑制する部品の開発に取り組みました。具体的には、自転車の走行時に生じる自らの回転力をピストン運動に変え、タイヤに抜けた空気を補充する機能を持ったハブを考案しました。
一方で、このハブの開発のため必要となる新たな資金の調達は、資産背景等から限界がありました。
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【当金庫の取り組み等】
この考案はまだ計画段階でしたが、当金庫は「新事業審査委員会」で画期的な新製品であると認定し、開発資金を「新事業振興貸付」により無担保で融資し、その後事業の進捗に合わせて「新事業育成貸付」による融資を行いました。
併せて自転車メーカーへのプレゼンテーションや車椅子への応用、宣伝手法等の提案も行いました。
その結果、当社は世界初となる新製品の開発に成功し、大手自転車メーカーの採用も決定しました。現在、当社はこの高付加価値製品の販売促進、技術の応用拡大に取り組んでいます。
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