NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成18年12月14日
商  工  中  金







新連携計画認定企業に対する香川県で第1号の融資
〜新吸収体の開発・生産のための新工場建設〜


 商工中金(高松支店)は、11月29日、新連携(*1)計画の認定を受けたプロジェクトのコア企業であるブイテック株式会社(本社:愛媛県四国中央市、代表者:石川善將氏)に対し、新工場建設資金として7,500万円(期間10年)を融資しました。

 新工場では、中小企業新事業活動促進法(*2)に基づき、四国経済産業局より認定を受けました新連携計画に基づく「新吸収体」の生産を行います。

 「新吸収体」とは、魚や肉の腐敗の原因になるドリップ(冷凍肉等を解凍した時に出てくる赤い液体)を瞬間に吸収する素材のことで、保湿機能もあることから、鮮度保持に有効です。当社は、これらの食品包材分野を含め、産業用・工業用・衛生材料用等の各分野への展開を計画しております。
 当社の開発した「新吸収体」は、従来の同一製品と比較し、パルプやポリマー等の原材料を50%以上削減し、約2分の1以下の薄さを実現しており、さらに吸収力が従来比2.3倍と薄型かつ高機能製品として注目されております。これにより、従来比40%〜53%の軽量化及び43%〜56%のスペース削減となります。


 新連携は、複数の企業が連携して異分野における新事業分野の開拓を行うもので、ブイテック株式会社がコア企業となり、異業種の株式会社本田洋行が連携体として参加しています。
 当該事業にあたり、ブイテック株式会社が「新吸収体」の開発・生産を行い、連携企業である株式会社本田洋行が材料の供給を行い、各分野毎に大手企業が販売を担当します。


 商工中金は、このような企業連携による新事業分野の開拓等の取組みを積極的に支援し、中小企業の成長・発展をサポートしていきます。



●ブイテック株式会社の概要
所在地本   社:愛媛県四国中央市
事務所:香川県観音寺市
設立平成8年10月
代表者名石川 善將資本金3,000万円
業種紙加工品の開発・製造・販売従業員数23人


(*1)新連携
 異なる分野の事業者が有機的に連携し、その経営資源(設備、技術、個人の有する知識及び技能その他の事業活動に活用される資源)を有効に組み合わせて、新事業活動を行うことにより、新たな事業分野の開拓を図ることをいいます。
中核となる中小企業が存在すること、2以上の中小企業が参加すること、参加事業者間での規約等により役割分担、責任体制等が明確化していること、といった条件があります。


(*2)中小企業新事業活動促進法
 平成17年4月、中小企業者を支援する3法(中小企業経営革新支援法、新事業創出促進法、中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法)を整理統合するとともに、中小企業の新たな事業活動の促進を柱とした法律です。
 「創業」、「経営革新」、「新連携」の取組みを支援するとともに、これらの新たな事業活動の促進に資する事業環境基盤の充実を図るために、様々な支援を規定しています。