NEWS RELEASE


TheShokoChukinBank


平成19年11月1日
商  工  中  金







日本酒・原料・仕掛品と商標「立山」を担保とした融資
11月2日、商工中金が立山酒造に2億円融資
在庫と商標権をあわせた担保は全国初


 商工中金(高岡支店)は、立山酒造株式会社(本社:富山県砺波市、代表取締役:岡本泰明氏)に対し、11月2日、酒造用原料米、仕掛品及び製品といった動産と「立山」の商標権を担保として、事業に必要な運転資金2億円を融資します。

 立山酒造株式会社は、清酒立山の醸造元として商標「立山」が全国的に著名であり、直近10年間の全国新酒鑑評会で9年に亘り金賞を受賞しています。また、売上ランキングでも中部圏第1位、全国20位と躍進を続けています。

 商工中金は、立山酒造株式会社が酒造用好適米を原料に100%使用していること、及び、全国新酒鑑評会受賞回数に示されるような高い技術力と生産体制に着目し、「動産譲渡登記制度」(※1)を活用した「流動集合動産譲渡担保契約」(※2)を締結しました。また、立山酒造株式会社のブランドである「立山」の商標権をあわせて担保とすることで、在庫の価値を高めました。これにより、立山酒造株式会社は、原料の仕入に必要な資金を安定的に確保することができるようになりました。

商工中金は、これからも不動産担保や個人保証に過度に依存しない、こうした新しい融資に積極的に取り組み、地域経済の活性化に貢献していきます。

■立山酒造株式会社の概要
所在地 富山県砺波市中野217 資本金 3億円
代表者 岡本 泰明 従業員数 31名(平成19年6月現在)
業種 酒類製造業 創業 文政13年(1830年)

(※1)「動産譲渡登記制度」とは
 不動産・指名債権の譲渡登記制度に続き、平成17年10月からスタートした制度です。動産(原材料・在庫等)の譲渡(担保差入)を登記することで当該譲渡の第三者対抗要件具備が可能となります。

(※2)「流動集合動産譲渡担保」とは
 流動集合動産(店頭・倉庫内の商品など、搬入・搬出により目的物が変動を繰り返す集合動産)を担保とすることです。担保となる目的物の所有権は銀行に移転しますが、目的物の占有権は移転しないため、企業側は目的物を自由に使用することができます。
○企業側のメリット
流動性資産を有効活用することにより、不動産や保証人等の従来型担保に依存しない資金調達が可能となります。
○金融機関側のメリット
「流動集合動産譲渡担保」契約を結ぶことにより、日々入れ替わっていく商品についても全体を担保として設定することができます。