外国送金 ISO20022移行について
外国送金にかかる代表的な決済ネットワークであるSWIFT(国際銀行間通信協会)は、外国送金に使用する電文につき、2023年3月から欧州の銀行を中心に国際標準規格であるISO20022(以下、「ISO」)の利用を開始しており、各金融機関は2025年11月までに移行が求められます。
ISO移行により外国送金のメッセージ書式が、従来のMT(メッセージタイプ)と呼ばれるフォーマットからMX(XML(拡張可能マークアップ言語)ファイルフォーマット)と呼ばれるフォーマットに変更になります。ISO移行一般についての詳細はこちらをご覧ください。
以下、商工中金のISO対応と外国送金をご利用いただいておりますお客さまへのご案内・ご依頼事項をご説明します。
商工中金のISO対応
商工中金では2025年1月6日より、外国送金(仕向送金)のフォーマットを移行する予定です。
それに伴いお客さまからの外国送金依頼の受付方法について、店頭・FAX受付を廃止し、外国送金ネット事前申込サービスを導入します。
お客さまへのご案内・ご依頼
外為Webをご利用のお客さま
- 外為Webは2025年1月以降もご利用いただけますが、送金依頼画面の入力内容が一部変更になります。
- 2024年10月7日~移行画面を先行開放します。
- お客さまにおかれましては送金人情報の確認と仕向送金テンプレートの移行など移行に伴う手続きをお願いいたします。
移行ガイドはこちらをご参照ください。
店頭・FAX送金をご利用いただいていたお客さま
- ISOにより電文の形態が機械での処理を前提としたものに変わり、情報量も大幅に増加するため、迅速な処理を行うためにデジタル化対応が必要であることから、従来行っていた店頭・FAXでの送金受付を廃止します。
- 2025年1月以降、居住者のお客さまには原則外為Webをご利用いただきます。
外国送金ネット事前申込サービスの利用をご希望のお客さま
- 事前にお客さまがインターネット上の申込フォームで送金情報を入力し、お客さまが印刷・押印した送金依頼書を営業店に提出いただく方法です。
- 本サービスでは、申込から3営業日後以降の送金となること、来店が必要など外為Webに比べてサービス面が劣後することから、送金頻度の低いお客さまにご利用いただくことを想定しています。
- なお、非居住者のお客さまも本サービスをご利用いただくことになります。
- 詳細のご利用条件については、お取引店にご確認ください。
ISO20022のご相談
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