中小企業設備投資動向調査

「中小企業設備投資動向調査」について

設備投資は景気動向と極めて密接な関係があります。当金庫では年2回、中小企業の設備投資動向についての調査実施しています。

最新の調査(2024年1月調査)

中小企業設備投資動向調査
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要約版

1.設備投資「有」比率…23年度実績見込、24年度当初計画ともに前年同期並の高水準

  • 2023年度実績見込をみると、設備投資実施「有」企業割合は全体の61.9%と、2006年度以来の高水準となった前年から微増。
    また、2024年度当初計画も設備投資「有」が全体の40.6%と、引き続き設備投資意欲は堅調。

2.設備投資の目的…合理化・省力化、情報化投資が増加

  • 長期での推移をみると、「合理化・省力化」、「情報化投資」が増加を続けている。
    設備投資を行わなかった理由では、「借入負担が大きい」などの金融面を選択する割合が増加したほか、長期でみると「必要な人材が確保できない」が増加している。

3.設備投資額の増減率…前年度までの高い伸びの反動があることや、例年同時点の増減率を勘案すると相応の伸び率

  • 設備投資額の増減率をみると、全産業の2023年度実績見込は2022年度実績対比+0.4%。また、2024年度当初計画は、2023年度実績見込対比▲29.5%。
    前年度までの高い伸びの反動があることや、例年同時点の増減率を勘案すると、相応の伸び率。