INTERVIEW ~職員の思い~

社長とともに、
夢に向かうパートナーとして

長峯 裕市

営業課長
2008年入社

夢を語る社長の熱い言葉

私には一つの思いがあります。それは、単に資金を融資するだけではなく、ともに成長していくパートナーとして行動する先にこそ、掛け替えのない仕事ができるということ。

かつて、外回りを終えて帰社する道、もう一軒営業をとたまたま新規訪問した企業がありました。ちょうど時間があるということで社長に応接室へ通していただくと、壁一面に大きなミャンマーの地図が。海外取引、もしくは海外進出に興味を持っているのかと予想し、お話を伺っていく中で、分かったのは、すでに中国に工場を持っている社長の次なる夢がミャンマー進出だということです。夢を語る熱い言葉、それを真摯に私はお聞きしていきました。

一時間後、社長はおっしゃいました。
「キミなら銀行の視点ではなく、夢に向かう本当のパートナーとして歩める気がする。ぜひ、提案がほしい」。

社長の夢をともに背負う

正直、社長も最初はそれほど期待していなかったと思います。しかし、私は社長の夢の実現に向けて必死に取り組んでいきました。まずは足下固めが必要と考え、ニーズや課題の掘り起こしに向け、海外現地実査制度を利用して中国の工場を見学。そして、中国現地法人の増産計画など様々な支援を行っていきました。

一つひとつ着実に取り組み、夢の実現に至る道半ばで私は異動により担当を外れましたが、つい先日、思いを託した後任担当者から、ミャンマー工場建設の資金調達を実行したとの報がもたらされました。「社長の夢が叶った」、私の胸に熱いものがこみあげてきたことを覚えています。社長の夢をともに背負い、ともに歩んでいく、商工中金ならではの醍醐味を感じられる経験でした。

真っ直ぐな思いで、これからも

商工中金は、お客さまの全てに応える営業窓口を入社2年目の若手から担っています。そのため、若手の育成に力をいれており、各支店では、先輩職員が後輩を兄弟・姉妹の様に指導・育成する伝統があります。その中で脈々と受け継がれているのは、知識やスキルはもちろん、お客さまと向き合う姿勢に他なりません。「お客さま本位で、お客さまとともに歩むパートナー」、その姿勢こそが商工中金の強みであり、継いでいかなければならない価値。そして、その先にある掛け替えのない仕事を商工中金職員の誰もが追っています。

中小企業のパートナーとして社長の夢を必ず叶え、ともに成長していく―。これからも、この真っ直ぐな思いで進んでいきたいと思っています。

中小企業のパートナーとして
社長の夢を必ず叶え、
ともに成長していく―。