
商工中金では、男性の育児休業取得を積極的に推進しており、育児と業務の両立を通じて生産性向上にも取り組んでいます。
今年度育休を取得した産業戦略部の3名の社員に、実際の体験や気づきについてお話を伺いました!
-
Aさん

育休:8月1日~8月29日
育休中の思い出
まだ新生児微笑ですが、眠たいときに見せる顔です!
この顔を見るだけで疲れが吹っ飛びます(笑) -
Bさん

育休:4月10日~5月6日
育休中の思い出
育休中は大変ですが、幸せな時間でした!
-
Cさん

育休:6月27日~7月31日
育休中の思い出
妻の実家で息子を小脇に抱え、ご飯を食べました。
走馬灯で流れると思います。
育休前の準備と引継ぎの工夫を教えてください。
Aさん
今年の4月に産業戦略部に異動し、最初の面談で「8月に育休を取得したいです」と伝えました。異動直後ですし、少し緊張しましたが、上司の反応がとても温かくて。「家庭が第一だよ」「もっと取得しなよ」と言っていただき、とても安心しました。また、出産日が予定日より早くなるかもしれないと病院から聞いていたので、その点も事前に共有してました。結果、名古屋出張当日の朝に陣痛が来たため、急遽休みをいただき、無事に出産に立ち会えました。事前の情報共有が本当に大事ですね。
Cさん
僕は物流チーム所属ですが、チームのタスクが全てTeamsで可視化されています。誰が何やってるか一目で分かるので、引継ぎがとてもスムーズでした。出張が多い部署ですが、育休前は遠方への出張は他のメンバーにお願いし、自分は都内の出張を中心に担当するなど、チーム全体で業務の分担を柔軟に調整してもらいました。育休のためというより、普段から仕事の透明性を意識してるのが効いてると思います。また、僕も直前で出産日が変わったのですが、在宅勤務を柔軟に調整いただき、無事に出産に立ち会えました。
Bさん
僕は育休の1週間前まで出張の予定を入れていましたが、取得直前の1週間は、復職後に予定されていた業務を前倒しで進めることに集中しました。育休中に引継ぎを残さないよう、自分の担当業務はできる限り完了させると決めていたためです。もちろん予定通りにいかないこともありますが、事前に準備しておくことで、周囲への負担を最小限に抑えることができたと思います。上司とも育休の時期を事前に相談していたので、スケジュール調整もスムーズでした。
育休の時期・期間はどうやって決めましたか?
Aさん
事前に両親とも打合せを行い、両親のサポートを受けられない期間に育休を取りました。なるべく妻がワンオペになる時間を減らしたくて。
Bさん
妻から「ちゃんと子どもを一緒に育てたい」と言われていたので、出産直後から育休を取得しました。最初は1週間くらいかな?と思ってましたが、上司に相談したところ「もっと長く取得した方がいいよ」と言っていただき、結果1か月取得しました。商工中金は有給扱いの育休が20営業日あり、すごく助かりました。金銭面の不安が少ないことは、育休を前向きに考える上で重要だと思います。

育休中の過ごし方は?
Aさん
育児本をたくさん読みました。影響されて、初めてのおもちゃは妻と手作りしました!3週間で使わなくなりましたが、育休取ってなかったら絶対作ってなかったと思うので、いい思い出です(笑)。
Bさん
授乳以外は全て自分がやると決めてました。家事・育児に全振りしたので、家事スキルは身についたと思います。復職後も夜ごはん、お風呂、寝かしつけは僕の担当です。育休中は、勉強しようとも思ってましたが、正直そんな余裕はなかったです(笑)。でも、育児を通じて得られるヒューマンスキルってすごいと思います。段取り力、観察力とか、仕事にも活きている気がします。
Cさん
Bさんから事前に育休中の過ごし方を聞いていたので、参考にしました。子どもが粉ミルクのアレルギーだったので、授乳は妻にお願いして、昼間の育児は全部僕が担当しました。復帰後は朝ごはんとお風呂、寝かしつけが僕の担当です。育休中に家事をしっかりやっていたおかげで、復職後もスムーズに分担できています。
働き方の変化は?
全員
子どもが生まれてから、生活スタイルを朝型に切り替えました。早いと7時〜7時半に出社し、夕方は定時〜遅くても18時には帰るようにしています。
Aさん・Cさん
Bさんが復職後、朝型で働いているのを見ていたので、育休前から事前準備として朝型に切り替えました。育休は育児だけでなく、働き方そのものを見直すきっかけにもなると思います。
育休中のプチ事件
Aさん
予定日より早く生まれたので、事前に準備していたおむつのサイズが大きくて、全部買い直しました。こういった不測の事態があるので、大人が2人いる体制は本当に大事だと思いました。
Bさん
僕も同じです。いらないと思っていたグッズが急に必要になったり、買い出しがとても多かったです。妻1人で対応するのは大変なので、大人が2人いて良かったです。
パートナーとの関係性の変化はありましたか?
Bさん
今、子どもは5か月ですが、生後1か月間が一番成長の変化が大きかったと感じています。その大切な時期を一緒に育て、見守ることができたのは本当に良かったです。妻も『その変化の時期を一緒に過ごせてよかった』と言ってくれて、嬉しく思いました。
Cさん
僕は育休の期間を経て、子どもが生まれる前よりも妻が優しくなった気がします(笑)。例えば、自分の予定を入れるときも、妻が気持ちよく「いいよ」と言ってくれるようになりました。自分が育児にちゃんと向き合うことで、夫婦の信頼関係も深まった気がします。
最後にメッセージをお願いします!
Aさん
夜泣きなど大変なこともありますが、それ以上に精神的な幸福度が高まりました。仕事も大変ですが、子どもがくれる幸せはそれ以上。男性社員の皆さん、しっかり育休を取って育児も仕事も両方頑張りましょう!
Bさん
子どもが待っていると思うと、早く帰ろうと思えるので、仕事も効率よくできてると思います。それも育休中に得られたヒューマンスキルのおかげです。子どもの成長は一瞬で過ぎていきます。そのかけがえのない時間をそばで見守れたことは、人生の中でも特別な経験になりました。
Cさん
「育児は女性が中心」という考えはもう古いかなと感じています。2人平等という考え方が一番円満にいくと思います。僕の中では、ヒエラルキーのトップに子どもがいて、その下に自分と妻が並列にいるイメージです。自分の対応次第で、家庭の雰囲気も良くなると思います。ぜひ、前向きに育休を考えてみてください。
※社員の所属部署・掲載内容は取材当時のものです
