輝く地域の中小企業
情報処理のワンストップ
ソリューションで強み発揮
株式会社ディーソル

充実したオペレーションセンター、設備が強さの根源
入力・開発・処理・出力を一貫体制で展開

㈱ディーソル(東京都中央区、今村勇雄社長)は、首都圏を中心に北は北海道から南は九州まで全国に拠点を擁し、「情報処理のワンストップソリューション」を掲げて、特に医療・食品・流通等の業界のサポートを強みとする。
同社は今村社長が1974年に創業。当初はコンピューター関連の消耗品の供給とデータ入力を主業とした。その後、システム開発とその運用分野に進出。グループ内に入力センター、開発センター、コールセンター、データ運用センター、印刷部門のBFファクトリー、印字・発送代行等のアウトプットセンターなどを「オペレーションセンター」として整備し、「入力」「開発」「処理」「出力」といった一連の流れをグループ各社の連携により一貫体制で処理する。IT企業として長年培ってきたノウハウと実績を礎に、自社で構築したシステムで、インプットからアウトプットまでの運用を請け負っている。
さまざまなビジネスに関与
医療関連業務から各種試験・食品流通のサポートまで

同社が当初より得意とし積極的に受注してきたのが、医療関連事業に係るアウトソーシングだ。例えば健康診断業務の場合、効率化と高セキュリティを実現するシステムの構築からその運用、機器の提供、さらには検査の依頼書や検査フォーム等の印刷、検査データの入力・処理までをワンストップで請け負うことができる。
こうしたノウハウは、ほかの分野にも展開する。
一つは、酒の流通事業で、全国の酒の小売店の受発注システム構築に携わり、端末の共同利用制度等について提案した。現在では卸売業者とのネットワーク化、決済システムの構築を含めた運用を請け負っており、同社の事業の柱となっている。
また、データ処理技術を活かし、自治体にむけたBPOサービス、会員組織や短期キャンペーンの事務局運営、国家試験、入試等のシステム構築、処理代行などのサポートを行っている。
こうした展開の背景には、同社が持つソフト開発運用能力、スタッフの能力はもちろん、運用に欠かせない印刷物を作成する高性能の印刷設備と技術がある。
情報処理を事業のベースに社会への貢献目指す

同社は、首都圏以外にも社長の出身地である長崎を中心とした九州地区に多くの拠点を有し、首都圏から離れた当地を、大規模災害発生時における既存の工場やセンターのBCPセンター、生産体制のバックアップセンターとして位置付けている。
また、これら拠点の開設に伴い、当地向けの奨学制度、五島列島での農業事業を創設したほか、地域の人材育成にも注力、「生まれ故郷に貢献したい」という今村社長の思いを形にした。情報処理事業は、今後も同社の事業の基軸であるが、これを起点に社会に貢献できるビジネスを広く展開していきたいと今村社長は熱く語る。
企業名:株式会社ディーソル スライド
企業データ
- 本社:東京都中央区日本橋人形町1-8-4 東商共同ビル
- HP:https://www.d2sol.co.jp
- TEL:03-3668-4361
- FAX:03-3668-1420
- 創業:1974年7月
- 設立:1974年7月
- 資本金:1億円
- 従業員:1040名(グループ計)
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