両立支援・働き方改革

多様なライフプランや就業観がある中で、社員一人ひとりのWell-Beingを実現する観点から、
商工中金では新人事制度「NEXT PLAN」を中心に、
【仕事の充実】【家庭・社会の充実】【個の充実】の3つの充実に向けた取組みを進めています。
以下では、【家庭・社会の充実】に向けた取組みをご紹介します。

両立支援

両立を支援するための制度と取組み

  • 「育児×仕事」の両立

    「育児×仕事」の両立

    法定基準を上回る各種両立支援制度を整備。また、育休中社員向け座談会などにより円滑な職場復帰・キャリア形成を支援しています。

  • 「介護×仕事」の両立

    「介護×仕事」の両立

    家族の介護が必要になったときでも安心してキャリアを継続できるよう、制度の整備のほか社員一人ひとりの知識向上をサポートしています。

  • 治療との両立含めた
    支援策全般

    治療との両立含めた支援策全般

    様々な事情を抱えながらも安心して働けるよう、就業環境を整備しています。

「育児×仕事」の両立

男女ともに家庭と仕事の両立を可能とする制度を整備するのはもちろんのこと、
座談会や情報発信等を通じて、組織としての風土醸成にも努めています。

勤務に関する制度の整備

※上記は2025年10月施行の改正育児・介護休業法に対応しています。

企業主導型保育園との提携

全国展開する株式会社ニチイ学館との提携をはじめ、各地域の企業主導型保育園と契約し、従業員の職場復帰をサポートしています。

育休中社員向け座談会の開催
育休中社員向け座談会の開催

復帰に向けた不安等の解消や社会とのつながり維持を目的として、育休中社員に向けた座談会を開催しています。

座談会参加者の声

  • 復職時の勤務形態や働き方について、先輩社員が実際の1日のスケジュールを話してくださったので、復職後の生活について具体的にイメージしやすかったです。
  • 毎日仕事と家事・育児の両立している先輩ママの話を聞くことができ、みんなが頑張っているんだから私も頑張ろう!と前向きな気持ちになりました。
男性の育児両立支援

商工中金では、子が1歳までに取得する育児休業のうち、20営業日までは有給扱いとなり、法定基準を上回る制度を整備しています。(但し、10営業日は出生時育児休業で取得する必要があります)

男性の育児休業制度について

男性育休取得に関するデータ
男性育休取得に向けた風土づくり

性別に関わらず、誰もが積極的に育児参加する風土づくりを行っています。
育休は家族と過ごすだけでなく、産後のパートナーを支えながら家事・育児を担い、働き方や家族の在り方を見直す時間です。
育児経験で得られる新たな視点は生産性向上など業務にも活かすことができるといわれています。
商工中金では、定期的にDE&Iだよりを発信し、男性育休取得者の声を紹介することで、取得しやすい風土づくりにつとめています。

「介護×仕事」の両立

人事制度の整備のほか、家族に介護の必要性が発生した際の初動や、両立にかかる制度知識を学べるセミナーの開催により、介護と仕事の両立を支援しています。

勤務に関する制度の整備

※上記は2025年10月施行の改正育児・介護休業法に対応しています。

家族介護者座談会の開催

実際に家族介護を経験している役職員の意見を相互に知るための機会の提供や、当金庫の両立支援制度の紹介、および制度をより良いものとするためのヒントを得るために座談会を開催しています。

介護相談セミナーおよび相談デスクの設置

役職員全員が介護を自分事として捉え、介護への理解を進めていくためにセミナーを開催しています。
また、介護について気軽に相談できる窓口を設置しています。

治療との両立を含めた支援策全般

仕事と家庭の両立支援ガイドブック作成

育児や介護、治療、通院、パートナーの転勤など、仕事との両立に関わる会社制度を一冊のハンドブックにまとめ、全従業員に公開しています。ガイドブックはキャリアサポート部・DE&I推進部・従業員組合が連携して制作しており、全従業員への周知と理解促進を図っています。
経営トップからのメッセージも掲載することで、風土づくりの醸成に組織をあげて取り組んでいます。

不妊治療におけるキャリアサポート休職

不妊治療に専念する場合、1年を上限に休職を選択することができます。

多様な働き方支援

従業員一人一人の状況にあわせて、時差出勤や在宅勤務など、多様な働き方ができるよう制度を整備しています。
育児・介護・疾病療養等は、週休3日の働き方も選択することもできます。
詳細はこちらをご覧ください。

両立に関する経済的支援

カフェテリアプランにより、学童・ベビーシッターや家事代行サービスの利用料補助、ベビー用品・介護用品、不妊治療費等の補助を受けることができます。

育児・介護サポートファンドによる周囲への手当支給

育児・介護等に直面した社員が気兼ねなく、休業や短時間勤務、週休3日制度を利用できるよう、制度利用者をサポートした社員へ賞与とともに還元する仕組みを設けています。利用する側もサポートする側も安心できる職場環境づくりを行っています。

「イクボス企業同盟」への加盟

「イクボス」とは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、部下のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績についても結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司を指します。
当金庫は、本同盟に加盟して、積極的に自社の管理職の意識改革を行い、新しい時代の理想の上司「イクボス」を育てていきます。詳細はこちらをご覧ください。

ファミリーデーの開催

従業員の家族向けにファミリーデーを開催し、職場見学会を実施しています。
2025年8月にはミッドタウン八重洲本部にてファミリーデーを実施し、0歳から87歳まで計206人が参加しました。

ファミリーデーの開催

社長との名刺交換や疑似経営会議のほか、参加者の皆さまに「商工中金にどのような未来を実現してほしいか」を書いてもらう"未来スケッチ"を実施しました。

働き方改革

副業・兼業

社員の多様な働き方を後押しするため、副業・兼業制度を整備しています。
※副業・兼業の承認は原則入社5年目以降となります。

リモートワーク

社員の事情にあわせた効率的な働き方を促すため、在宅勤務制度やサテライトオフィスを導入しています。外部サテライトオフィスに関しては、野村不動産株式会社の提供する「H1T」(約230拠点)の利用が可能です。移動途中などの活用を促し、効率的な働き方を推進しています。

時差出勤/短時間勤務制度

これまで育児・介護等に限っていた利用要件を撤廃し、個々の状況に応じた利用を可能としています。

週休3日制度

育児・介護・疾病療養のほか、通学・資格取得、副業の要件でも利用が可能です。

キャリアサポート休職制度

配偶者の海外転勤や社員本人の大学院等への留学、不妊治療に対する支援を目的として、本制度を導入しています。

年次有給休暇

最大21日/年付与(新入社員は16日/年)。ライフスタイルやニーズに応じて柔軟な連続休暇の取得を推進しています。消化できなかった有給休暇は保存休暇として積み立て可能です。年次休暇は半日単位、時間単位での取得も可能です。
※2024年実績 有給休暇取得率76.9%

ユニバーサル休暇

以下のいずれかに該当する場合、年5日まで有給休暇として取得可能です。
●結婚及び挙式(子の結婚含む)※婚姻から概ね1年以内
●配偶者および子の出産
●育児・介護・看護
●生理・特定不妊治療・妊産婦の症状・更年期の症状
※2024年度利用人数 320名

パーパス休暇

社員一人ひとりが自身の価値観やマイパーパスに基づいた自律的な活動を支援するための特別有給休暇制度です。最大10日間の特別休暇が付与され、地域・社会貢献活動、自己研鑽、リスキリングなど、自己実現に向けた多様な取り組みに活用することができます。
※2024年度利用人数 60名

ビジネスカジュアル

柔軟な発想、生産性の向上、風通しの良い職場環境の構築を促進するため、全従業員を対象に導入しています。

カフェテリアプラン

多様性を尊重し、ニーズに公平に対応できる福利厚生制度です。
自己啓発/健康推進/両立支援/生活支援/余暇・レジャーのカテゴリーから自身で選択して福利厚生をうけることができます。