個人事業主(支払先)のマイナンバーを管理者が代理登録する方法
個人事業主(支払先)の方のマイナンバーの登録では、
・個人事業主の方に登録してもらう
・マイナンバー管理者が代理登録する
以上の2つの運用が可能です。
ここでは、マイナンバー管理者が代理登録する方法をご案内します。
ネクサパレットのマイナンバー管理のシステムでは、自社より源泉徴収が必要な報酬・料金等を支払っている個人事業主の方を「仕入先」としてご案内します。
必要となる設定
マイナンバーを取得する個人事業主がある場合は、マイナンバーの「仕入先(個人)」に、相手の情報を登録する必要があります。
マイナンバーの「仕入先(個人)」は販売管理の設定にある「仕入先」と繋がっており、販売管理の設定の「仕入先」での登録時に『個人(支払調書対象になります)』にチェックをして登録した先は、「仕入先(個人)」としても表示されます。
販売管理の設定の「仕入先」に登録していない仕入先がある場合は、
・「販売」>「販売設定」>「仕入先」
・「設定」>「マイナンバー」>「仕入先管理」タブ>「仕入先(個人)」
いずれかの場所より、登録します。
【登録時の注意点】
- 販売管理の設定の「仕入先」とマイナンバーの「仕入先(個人)」は共通した情報が登録・表示されます。
- 販売管理の設定の「仕入先」とマイナンバーの「仕入先(個人)」は共通管理になり、重複したコードは登録できません。
- 販売管理の設定の「仕入先」とマイナンバーの「仕入先(個人)」の仕入先コードは登録後に変更することはできません。
- マイナンバーの「仕入先(個人)」の登録項目にある「分類」は、販売管理の設定の「仕入先」と共通です。
- 販売管理の設定の「仕入先」で『個人(支払調書対象になります)』チェックが入っている先のみ、マイナンバーの「仕入先(個人)」に表示されます。
- マイナンバーの「仕入先(個人)」で登録した先は、「仕入先」では『個人(支払調書対象になります)』チェックが入った状態で登録・表示されます。
「販売」>「販売設定」>「仕入先」から登録する場合は、「個人(支払調書の対象になります)」チェックを入れてください。


「設定」>「マイナンバー」>「仕入先管理」タブ>「仕入先(個人)」は画面上部の各項目に入力し、「保存」ボタンをクリックします。


マイナンバーを代理登録できるユーザID
「マイナンバー管理者」の権限があり、かつ、マイナンバー管理者登録で「編集/閲覧」の操作権限を設定したユーザIDであれば、支払先のマイナンバーを登録(代理登録)することができます。
マイナンバーを登録する(管理者による代理登録)
① 「設定」>「マイナンバー」>「仕入先管理」タブ>「仕入先マイナンバー管理」にアクセスします。

② マイナンバーを登録する支払先の行の「修正」ボタンをクリックします。

③ 発行日とマイナンバーを入力し、「登録」ボタンをクリックします。

④ 「管理者番号確認」欄の「確認」ボタンをクリックして登録内容を確定させます。

⑤ 管理者番号確認を行うと、確認ボタンの表示が「済」になります。
マイナンバー一覧の「再発行」ボタンは、支払先が何らかの理由でマイナンバーを変更した場合にご利用ください。
「仕入先マイナンバー管理」での操作は、『いつ』『誰が』『どんな操作をしたか』すべて記録されます。操作履歴は「支払先マイナンバー操作履歴」で確認可能です。