中小企業設備投資動向調査

「中小企業設備投資動向調査」について

設備投資は景気動向と極めて密接な関係があります。当金庫では年2回、中小企業の設備投資動向についての調査実施しています。

最新の調査(2025年1月調査)

中小企業設備投資動向調査
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要約版

1.設備投資「有」比率…24年度実績見込は前年並み、25年度当初計画は前年比でやや低下

  • 2024年度実績見込の設備投資実施「有」企業割合は全体の61.7%と前年並み。
    2025年度当初計画では設備投資「有」が全体の39.4%と前年同期比でみるとやや低下。

2.設備投資の目的…情報化投資、合理化・省力化が増加

  • 設備投資目的の上位2つは「設備の代替」「維持・補修」だが、足元では低下。
    「情報化投資」は伸びが顕著。長期で見ると「合理化・省力化」も増加を続けている。

3.設備投資を見送る理由…人手不足・物価高騰関連の理由が増加

  • 設備投資を見送る理由をみると、「必要な人材が確保できない」「資源高による投資コスト上昇」「土地価格の上昇」が増加しており、中小企業をめぐる環境自体の先行き不透明感を反映している。

4.設備投資額の増減率…例年比で伸び率の推移がやや鈍化傾向

  • 設備投資額の増減率をみると、全産業の2024年度実績見込は2023年度実績対比▲2.9%と、やや鈍化傾向。一方、2025年度当初計画は2024年度実績見込比▲26.2%と、例年並み。