中小企業設備投資動向調査

「中小企業設備投資動向調査」について

設備投資は景気動向と極めて密接な関係があります。当金庫では年2回、中小企業の設備投資動向についての調査実施しています。

最新の調査(2025年7月調査)

中小企業設備投資動向調査
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要約版

1.設備投資「有」比率…24年度実績は前年並み、25年度修正計画は前年を上回る高水準

  • 2024年度実績の設備投資実施「有」企業割合は全体の64.4%と前年並み。2025年度修正計画では設備投資「有」が全体の56.4%と前年を上回り、引き続き設備投資意欲は堅調。

2.設備投資の目的…合理化・省力化、情報化投資が増加

  • 設備投資目的の上位2つは「設備の代替」「維持・補修」だが、足元では低下。長期推移を見ると「合理化・省力化」、「情報化投資」が増加を続けている。

3.設備投資「無」の理由…資源高等のコスト高要因が高止まり

  • 設備投資を見送る理由としては、「資源高による投資コスト上昇」 といったコスト高関連の理由が高止まりしているほか、「金利水準が高い」、「資金調達が困難」などの割合が増加。

4.設備投資額の増減率…前年度の高い伸びには及ばないが引き続き増加

  • 設備投資額の増減率をみると、全産業の2024年度実績は2023年度実績対比+6.4%。前年度の高い伸びには及ばないものの引き続き増加。2025年度修正計画は2024年度実績対比▲11.3%で概ね例年並み。