中小企業設備投資動向調査
「中小企業設備投資動向調査」について
設備投資は景気動向と極めて密接な関係があります。当金庫では年2回、中小企業の設備投資動向についての調査実施しています。
最新の調査(2024年7月調査)
中小企業設備投資動向調査
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要約版
1.設備投資「有」比率…23年度実績、24年度修正計画ともに前年並の高水準
- 2023年度実績をみると、設備投資実施「有」企業割合は全体の64.8%と、2003年度以来の高水準。また、2024年度修正計画も、設備投資「有」が全体の53.4%と2006年度以来の高水準であった前年並で、引き続き設備投資意欲は堅調。
2.設備投資の目的…合理化・省力化、情報化投資が増加
- 長期での推移をみると、「合理化・省力化」、「情報化投資」が増加を続けている。
設備投資を行わなかった理由では、「必要な人材が確保できない」が増加しているほか、「資源高による投資コスト上昇」や「土地価格の上昇」、「金利水準が高い」など、コスト高関連の割合が増加。
3.設備投資額の増減率…前年度の高い伸びには及ばないものの引き続き増加、製造業では限定的
- 設備投資額の増減率をみると、全産業の2023年度実績は2022年度実績対比+8.2%。2024年度修正計画は2023年度実績対比▲6.5%。
製造業の設備投資額の増減率は、2023年度実績で2022年度実績対比+3.6%と伸びが限定的。